特許
J-GLOBAL ID:200903000687834157
塗工用ロッド
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-144129
公開番号(公開出願番号):特開2004-344759
出願日: 2003年05月21日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】摩擦係数が小さいとともに優れた耐摩耗性、耐食性が得られるDLC被膜が、ステンレス鋼から成る基材の表面に高い寸法精度で設けられるようにする。【解決手段】ステンレス鋼SUS304にて構成されている基材16の表層部に窒化処理によって硬質の窒化層16nが設けられるため、浸炭などに比べて基材16の変形や歪みが少ないとともに、その窒化層16nが設けられた基材の表面にDLC被膜18が直接コーティングされているため、基材16と同程度の高い寸法精度が得られて塗工剤の塗布性能が安定し、塗工品質が向上する。また、窒化処理が施されて硬化させられているため高い密着性が得られ、優れた耐摩耗性と相まってDLC被膜18の耐久性が向上するとともに、硬質クロムメッキに比較して電解液の処理などが不要で、環境的にも有利である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
円柱形状の外周部に軸方向に対して交差するように多数の凸条が一体に設けられ、被塗工部材の表面近傍に略平行に配設されて軸心まわりに回転させられるとともに、該被塗工部材の表面に沿って相対移動させられることにより、該被塗工部材の表面に所定の塗工剤を塗布する塗工用ロッドであって、
ステンレス鋼の棒材にて構成されているとともに、転造加工により外周部に前記多数の凸条が設けられた基材と、
窒化処理が施されることにより前記凸条を含めた前記基材の表層部に設けられた硬質の窒化層と、
該窒化層が設けられた前記基材の表面に直接コーティングされたダイヤモンド状カーボン被膜と
を有することを特徴とする塗工用ロッド。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (9件):
4F040AA22
, 4F040AB04
, 4F040AC01
, 4F040BA23
, 4F040BA50
, 4F040CB01
, 4F040CB06
, 4F040CB26
, 4F040CC15
引用特許: