特許
J-GLOBAL ID:200903000749241972
磁気的な求心力の発生手段
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松田 三夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-126569
公開番号(公開出願番号):特開2002-369485
出願日: 2002年04月26日
公開日(公表日): 2002年12月20日
要約:
【要約】【課題】 往復運動する永久磁石1を備える往復動発電機又は往復動モータにおいて、バネ等の機械的手段を使用しないでこの永久磁石の過大な往復運動を抑える。【解決手段】 往復運動する永久磁石1の両端部が、固定子2に形成した一対の半径方向間隙4,5の端に近づいた時に、磁気的に飽和するように固定子2の体積を設定する。この飽和した磁気力によって、半径方向間隙4,5から永久磁石1が外に飛出すのを防止する。
請求項(抜粋):
往復運動を交流電圧に変換する往復動発電機又は交流電圧を往復運動に変換する往復動モータのいずれかに使用するものであって、永久磁石(1)と、磁性体材からなる固定子(2)と、電機子コイル(3)とを備え、上記永久磁石(1)は、所定の半径方向厚さと軸方向長さとを有する円筒形状からなり、上記永久磁石(1)は、その円筒形状の円周面にほぼ垂直な方向に磁化してあり、上記固定子(2)は、上記永久磁石(1)の外周側に位置する外側部材(21)と、内周側に位置する内側部材(22)とを備え、上記外側部材(21)と内側部材(22)とは、同一の磁束ループを形成するように構成され、上記外側部材(21)又は上記内側部材(22)の少なくともいずれか一方は、上記永久磁石(1)の円周面に向って半径方向に突起し、かつ軸方向に相互に分離した一対のリング状の突起部を有し、上記一対のリング状の突起部と上記外側部材(21)又は上記内側部材(22)のいずれかの他方とは、所定の軸方向長さ(L)を有する一対の半径方向間隙(4),(5)を所定の軸方向間隔(S)を隔てて形成し、上記電機子コイル(3)は、上記固定子(2)の軸を中心として巻装され、上記永久磁石(1)の軸方向長さは、上記半径方向間隙(4),(5)の軸方向長さ(L)と軸方向間隔(S)とを加えたものであり、上記永久磁石(1)は、上記一対の半径方向間隙(4),(5)の間を軸方向に移動自在であって、上記永久磁石(1)の円筒端面の軸方向位置が、上記半径方向間隙(4),(5)の軸方向長さの両端位置に接近し、かつ上記電機子コイル(3)に電流が流れない時に、上記磁束ループを形成する固定子(2)の少なくとも一部の領域は磁気的に飽和し、上記磁気的な飽和による磁界の強さは、少なくとも1600アンペア/メータであって、上記飽和による磁界によって上記永久磁石(1)の軸方向移動を抑制する磁気力を発生させることを特徴とする磁気的な求心力の発生手段。
IPC (2件):
FI (2件):
H02K 33/16 A
, H02K 35/02
Fターム (12件):
5H633BB08
, 5H633BB10
, 5H633GG02
, 5H633GG04
, 5H633GG06
, 5H633GG09
, 5H633GG17
, 5H633HH03
, 5H633HH07
, 5H633HH08
, 5H633HH17
, 5H633HH25
引用特許:
審査官引用 (2件)
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リニアモータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-130772
出願人:松下冷機株式会社
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特開昭61-106058
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