特許
J-GLOBAL ID:200903000807290520

ポリプロピレン樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-074362
公開番号(公開出願番号):特開平11-269327
出願日: 1998年03月23日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 ポリプロピレン重合体(PP)とエチレンプロピレン共重合体(EPR)との相溶性が良好で、PPの結晶化速度が十分抑制された、射出成形、押し出し成形など種々の成形や接着あるいは粘着などの加工条件において安定した軟質成形体の提供。【解決手段】 成分(A)100重量部と成分(B)20〜1000重量部とからなり、式〔I〕で算出されるkaiが0.01以上のポリプロピレン樹脂組成物。(A):条件(a)〜(c)のPP(a):アイソタクティックペンタッド連鎖(mmmm)分率が97%以上(b):重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)とによるMw/Mn(Q値)が4以下(c):Mwが1千〜50万(B):条件(d)〜(g)のEPR(d):プロピレン含有量が30〜95モル%(e):組成の分子量依存性において、平均組成からの変動が10%以下、(f):Q値が4以下(g):Mwが1千〜100万式〔I〕:【数1】〔m1:成分(A)の重量平均重合度、m2:成分(B)の重量平均重合度〕
請求項(抜粋):
下記の成分(A)100重量部と成分(B)20〜1000重量部とからなり、下記式〔I〕で算出されるkaiが0.01以上であることを特徴とする、ポリプロピレン樹脂組成物。成分(A):下記の条件(a)〜(c)を充足するプロピレン重合体。条件(a):立体規則性の指標であるアイソタクティックペンタッド連鎖(mmmm)の分率が97%以上であること、条件(b):重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)とから計算される分子量分布の指標であるMw/Mn(Q値)が4以下であること、条件(c):重量平均分子量(Mw)が1000〜500000であること。成分(B):下記の条件(d)〜(g)を充足するエチレンプロピレン共重合体。条件(d):プロピレン含有量が30〜95モル%であること、条件(e):組成の分子量依存性において、平均組成からの変動が10%以下であること、条件(f):重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)とから計算される分子量分布の指標であるMw/Mn(Q値)が4以下であること、条件(g):重量平均分子量(Mw)が1000〜1000000であること。式〔I〕:【数1】〔式中、m1は成分(A)の重量平均重合度を示し、m2は成分(B)の重量平均重合度を示す。〕
IPC (2件):
C08L 23/12 ,  C08L 23/16
FI (2件):
C08L 23/12 ,  C08L 23/16
引用特許:
審査官引用 (1件)

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