特許
J-GLOBAL ID:200903000820991767
自動車用自動変速機の制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-208602
公開番号(公開出願番号):特開2002-021999
出願日: 2000年07月10日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 加速度偏差の絶対値が小さくなる運転状況下での勾配判定を短時間の内に実施することができる自動車用自動変速機の制御装置を提供すること。【解決手段】 実加速度検出手段12で求めた実加速度と加速度予想手段13で求めた予測加速度との大小関係を比較手段16で比較する。予測加速度が実加速度を越える場合はK・Dn+(1-K)・Dpの演算式によって平滑加速度偏差Dを求める平滑加速度偏差演算手段14に対し値の小さなKを設定して現時点での加速度偏差Dnを反映させる割合を減少させる一方、予測加速度が実加速度を越えない場合には値の大きなKを設定することにより現時点での加速度偏差Dnを反映させる割合を増大させる。このようにして降坂路走行中における平滑加速度偏差Dの応答性を速めることで、アクセルOFF状態で加速度偏差Dnの値が小さくても平滑加速度偏差Dの値を速やかに増大できるようにし、降坂路走行時における降坂路用変速マップ18aの選択処理が素早く行われるようにする。
請求項(抜粋):
自動車の実加速度を検出する実加速度検出手段と、自動車の運転操作状況に基いて自動車の加速度を予測する加速度予想手段と、路面の勾配に対応させて自動変速の実行タイミングを記憶した複数の変速マップと、前記実加速度検出手段で検出された実加速度から前記加速度予想手段で予測された予測加速度を減じて所定のサンプリング周期毎に実加速度と予測加速度との間の加速度偏差を求め、直前の幾つかのサンプリング周期で求められた加速度偏差と現在のサンプリング周期で求められた加速度偏差とを母集合とする加速度偏差のデータに対して前記現在のサンプリング周期で求められた加速度偏差を所定の割合で反映させて平滑加速度偏差を算出する平滑加速度偏差演算手段と、前記平滑加速度偏差演算手段により求められた平滑加速度偏差の値が相対的に大きい場合には前記複数の変速マップの内から降坂路用変速マップを選択する一方、前記平滑加速度偏差の値が相対的に小さい場合には前記複数の変速マップの内から登坂路用変速マップを選択する変速マップ選択手段と、前記変速マップ選択手段により選択された変速マップに基いて自動変速の実行タイミングを制御する自動変速制御手段とを備えた自動車用自動変速機の制御装置であって、前記実加速度検出手段で検出された実加速度と前記加速度予想手段で予測された予測加速度との大小関係を比較する比較手段と、前記予測加速度が前記実加速度を越える場合には前記平滑加速度偏差演算手段に対し現在のサンプリング周期で求められた加速度偏差を反映させる割合を減少させる指令を出力する一方、前記予測加速度が前記実加速度を越えない場合には前記平滑加速度偏差演算手段に対して現在のサンプリング周期で求められた加速度偏差を反映させる割合を増大させる指令を出力する重み付け調整手段とを設けたことを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
3J552MA01
, 3J552MA11
, 3J552NA01
, 3J552NB01
, 3J552PA20
, 3J552PA35
, 3J552PA36
, 3J552RA06
, 3J552RB22
, 3J552RB23
, 3J552SB27
, 3J552SB33
, 3J552TA01
, 3J552TA10
, 3J552VA32Z
, 3J552VA62Z
, 3J552VB01Z
, 3J552VB04W
, 3J552VC01Z
, 3J552VC03Z
, 3J552VD11Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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車両用自動変速機の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-263016
出願人:本田技研工業株式会社
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特公昭59-008698
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特公平1-055346
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