特許
J-GLOBAL ID:200903000844336344

隣接した二測定点における脈圧の測定方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-122136
公開番号(公開出願番号):特開2003-325465
出願日: 2003年04月25日
公開日(公表日): 2003年11月18日
要約:
【要約】【課題】 隣接した二測定点における脈圧の測定方法とその装置を提供する。【解決手段】 測定装置は、腕部固定装置1と圧力測定装置2とから構成される。腕部固定装置1は台座10を有し、台座10の内部には使用者の腕部の裏側を上に向ける姿勢で腕部を収容するための収容部11が設けられており、収容部11の両側にはエヤを充填できるエヤバッグ12が設けられており、エヤバッグ12にエヤを充填すると、腕を挟んで固定することができる。圧力測定装置2は、腕部固定装置1の台座10に設置され、腕部の関節に対応する処には図示しない座体が設けられている。座体には血液の流動方向に沿って、図示しない上流側圧力センサーと下流側圧力センサーとが距離を置いて設けられている。上下流側圧力センサーは圧力を受けると、圧迫されて受けた圧力を測定する。
請求項(抜粋):
人体の血管の流動方向に沿って、上流側圧力センサーと下流側圧力センサーとを別々に間隔Lを置いて配列するステップと、前記上、下流側圧力センサーにより上下流側圧力センサーの置いた処にある脈圧を取り入れて、前置増幅フィルタ回路と電平調整回路とにて信号を処理して、電平および増益がほぼ同じの上下流側アナログ脈圧信号P0(t)とPL(t)とが得られるステップと、A/D転換器により上流側アナログ脈圧信号P0(t)を上流側デジタル脈圧信号P0(n)に転換して、デジタル処理ユニット(PC)に入力するステップと、上下流側アナログ脈圧信号P0(t)とPL(t)とを低域通過基準周波フィルタ回路にて処理して、正弦波によく似ている上下流側アナログ脈圧の基準周波信号を得られ、基準周波信号を位相測定回路に通過し、上流側脈圧の基準周波信号がゼロになった状態をカウンターの起動信号とし、且つ下流側脈圧の基準周波信号がゼロになった状態をカウンターの終了信号とし、前記カウンターの計数信号は高周波振動器から発生し、そうして得られた遅延時間τをデジタル入力器によりデジタル処理ユニット(PC)に入力するステップと、デジタル処理ユニット(PC)は、前記上流側デジタル脈圧信号P0(n)と遅延時間τとによって、下流側デジタル脈圧信号PL(n)を算出するステップと、を含むことを特徴とする隣接した二測定点における脈圧の測定方法。
IPC (2件):
A61B 5/0245 ,  A61B 5/0295
FI (2件):
A61B 5/02 310 K ,  A61B 5/02 340 C
Fターム (3件):
4C017AA09 ,  4C017AB02 ,  4C017AC04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 圧力検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-077264   出願人:ソニー株式会社

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