特許
J-GLOBAL ID:200903000864770300

治療部位の安定化装置およびその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-611820
公開番号(公開出願番号):特表2003-529390
出願日: 2000年03月03日
公開日(公表日): 2003年10月07日
要約:
【要約】手術又は診断手法において、組織の局所を一時的に不動化するのに用いられる可撓性の吸引体(22)および方法を提供する。本発明の装置および方法は特に心臓組織の局所部位を不動化するのに特に適し、それにより、鼓動心臓のポンプ機能を実質的に悪化させることなく、冠状血管に対し侵襲性が小さい手術又はマイクロ手術を行うことを可能にする。本発明の吸引装置は真空源(44)と組合わされ、可撓性の拡張可能なリム(10)を備えた環状又は蹄鉄状吸引路(22)を有し、空気が吸引路(22)から引き抜かれたとき治療部位の表面に対し平坦となって外方に拡張するようになっている。この構造により吸引区域を大きくしつつ治療部位に対し吸引体の圧力が分配され、吸引体による治療部位への損傷出血を抑制することができる。吸引体(22)は好ましくは柔軟で従順な材料、例えばエラストマーから作られ、心臓の表面に順応可能し、更に全体形状を起伏様にし、心臓表面などの起伏表面に対してもその順応性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
治療部位の表面を安定化させるための可撓性吸引体であって、該吸引体が吸引路を具備してなり、該吸引路が、 治療部位を露出させるための開口部を規定する環状又は蹄鉄形ベースと、 該ベースの外側周縁に沿って取着されフレアー状で拡張可能な外側リムと、 該ベースの内側周縁に沿って取着された内側リムと、 上記吸引路内に部分的真空を確立するための吸引ポートと、を具備してなる吸引体。
IPC (3件):
A61B 17/00 320 ,  A61B 17/11 ,  A61B 19/00 502
FI (3件):
A61B 17/00 320 ,  A61B 17/11 ,  A61B 19/00 502
Fターム (7件):
4C060CC32 ,  4C060CC33 ,  4C060GG21 ,  4C060GG23 ,  4C060MM24 ,  4C060MM25 ,  4C060MM26
引用特許:
審査官引用 (2件)

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