特許
J-GLOBAL ID:200903000891244598

動力伝達機構におけるギヤの噛合い構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-045968
公開番号(公開出願番号):特開2009-204057
出願日: 2008年02月27日
公開日(公表日): 2009年09月10日
要約:
【課題】大きな衝突力が加わる加速側弾性変形部を破損等からより効果的に保護することができる動力伝達機構におけるギヤの噛合い構造を提供すること。【解決手段】ドライブギヤとドリブンギヤとの噛合い構造において、バランスシャフトに固定した回転部材5内に配置したストッパゴム6における一対の弾性変形部61は、ドリブンギヤの加速時にその衝突突起部31が衝突する側に位置する加速側弾性変形部61Aと、ドリブンギヤの減速時にその衝突突起部31が衝突する側に位置する減速側弾性変形部61Bとからなる。衝突突起部31と支持部53との間に挟まれる弾性変形部61の周方向長さは、加速側弾性変形部61Aの方が減速側弾性変形部61Bに対して2〜5倍になっている。衝突突起部31が衝突する周方向外側端面611の径方向長さは、加速側弾性変形部61Aの方が減速側弾性変形部61Bよりも長くなっている。【選択図】図5
請求項(抜粋):
第1の軸部に設けた金属製のドライブギヤと、樹脂製の歯面を備え、上記ドライブギヤに噛合する状態で第2の軸部に設けたドリブンギヤとの噛合い構造において、 上記第2の軸部には、円盤形状の回転部材が固定してあり、 該回転部材内には、周方向の複数箇所に等間隔でストッパゴムが設けてあり、 該ストッパゴム同士の間には、上記ドリブンギヤの軸方向端面から突出形成した衝突突起部が、周方向に空間を形成した状態で配置してあり、 上記ストッパゴムは、上記回転部材内において軸方向へ突出形成した支持部によって支持してあると共に、該支持部の周方向の両側に弾性変形部をそれぞれ配置してなり、 該一対の弾性変形部は、上記衝突突起部と上記支持部との間に挟まれて弾性変形するよう構成してあると共に、上記ドライブギヤの回転を受けて上記ドリブンギヤが加速する際に上記衝突突起部が衝突する側に位置する加速側弾性変形部と、上記ドライブギヤの回転を受けて上記ドリブンギヤが減速する際に上記衝突突起部が衝突する側に位置する減速側弾性変形部とからなり、 上記加速側弾性変形部において上記衝突突起部と上記支持部との間に挟まれる部分の周方向長さは、上記減速側弾性変形部において上記衝突突起部と上記支持部との間に挟まれる部分の周方向長さの2〜5倍になっており、 上記加速側弾性変形部において上記衝突突起部が衝突する周方向外側端面の径方向長さは、上記減速側弾性変形部において上記衝突突起部が衝突する周方向外側端面の径方向長さよりも長いことを特徴とする動力伝達機構におけるギヤの噛合い構造。
IPC (4件):
F16F 15/12 ,  F16F 15/136 ,  F16F 15/26 ,  F16H 1/06
FI (4件):
F16F15/12 S ,  F16F15/136 B ,  F16F15/26 L ,  F16H1/06
Fターム (5件):
3J009DA16 ,  3J009EA21 ,  3J009EB06 ,  3J009EB10 ,  3J009FA10
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)
  • 動力伝達系のギヤ機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-001943   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 始動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-363019   出願人:株式会社デンソー

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