特許
J-GLOBAL ID:200903098526040657

始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-363019
公開番号(公開出願番号):特開2004-190647
出願日: 2002年12月13日
公開日(公表日): 2004年07月08日
要約:
【課題】不快音の低減と信頼性の向上を図れる始動装置を提供する。【解決手段】本発明の始動装置は、駆動モータ80と遊星歯車からなる減速機10とを備え、この減速機を介して駆動モータによってエンジンを始動回転させる始動装置Sにおいて、減速機のインターナルギヤ149に加わる反力を弾性的に受承する緩衝部材15を設けると共にこの緩衝部材15の圧縮量を規制する規制部材(142、148)を設けた。これにより、始動装置の作動時に生じる不快音を緩衝部材によって低減できると共にその緩衝部材の損傷等が抑制された信頼性の高いスタータが得られた。【選択図】図7
請求項(抜粋):
駆動モータと、 該駆動モータから入力を受けて回転するサンギヤと該サンギヤの外周側に該サンギヤと同心的に配設されるインターナルギヤと該サンギヤおよび該インターナルギヤに噛合するプラネタリギヤと該プラネタリギヤを回転自在に支承すると共に該サンギヤの入力を減速して出力するキャリアと周方向へ可動な状態で配設された該インターナルギヤの回転を拘束する回転拘束手段を有する減速機とを備え、該駆動モータが該減速機を介してエンジンを始動回転させる始動装置において、 前記回転拘束手段は、 前記インターナルギヤに設けられ、該インターナルギヤと一体的に回動する可動係止部と、 該可動係止部から所定間隔おいて配設され該可動係止部と一体的に回動する可動当接部と、 該可動係止部に対向しし、かつ、該可動係止部と周方向に対峙して周方向に不動な状態で配設された不動係止部と、 該可動当接部に対向して軸方向へ延びると共に該可動当接部と周方向に対峙して周方向に不動な状態で配設された不動当接部と、 少なくとも該可動係止部と不動係止部との間に弾性保持されて前記駆動モータが前記減速機を介してエンジンを始動回転させる際に前記インターナルギヤに作用する反動を弾性的に受承する弾性塊状の緩衝部材とからなり、 該可動係止部および不動係止部による該緩衝部材の圧縮量を、該可動当接部と該不動当接部との当接によって制限したことを特徴とする始動装置。
IPC (4件):
F02N15/02 ,  F16F15/136 ,  H02K7/10 ,  H02K7/18
FI (5件):
F02N15/02 N ,  F02N15/02 M ,  F16F15/136 B ,  H02K7/10 E ,  H02K7/18 B
Fターム (9件):
5H607AA04 ,  5H607BB01 ,  5H607CC01 ,  5H607CC03 ,  5H607CC05 ,  5H607DD01 ,  5H607EE33 ,  5H607FF22 ,  5H607JJ08
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平1-104966
  • 圧電振動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-052144   出願人:アルプス電気株式会社
  • スタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-326365   出願人:株式会社デンソー
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