特許
J-GLOBAL ID:200903000895214960

マルチステージ干渉キャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-120520
公開番号(公開出願番号):特開2000-312199
出願日: 1999年04月27日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 受信電界の弱いユーザ信号に対しても正確なパスタイミングを検出して受信性能を向上する。【解決手段】 パスサーチ部41〜4Nは、受信信号rinに対してパスサーチすることにより得られたパスタイミングを1次パスタイミング信号8とし。第1ステージにおけるIEU11〜1Nでは、1次パスタイミング信号8に基づいて、逆拡散等を行ないシンボルレプリカ信号51、チップレプリカ信号6を生成し、減算器31では、受信信号rinから各チップレプリカ信号6の和が減算され残差信号7となる。パスサーチ部41〜4Nでは、残差信号7を用いて再度パスサーチを行ない、SIRが悪いパスに対しては時間差がある闘値の範囲内のパスのタイミングを2次パスタイミング信号9として出力する。第2ステージ以降のIEU11〜1Nでは2次パスタイミング信号9を用いて逆拡散等の処理を行う。
請求項(抜粋):
拡散変調された複数のユーザの信号が含まれている受信信号から前記各ユーザの信号を他のユーザの信号成分を除去して取り出すためのマルチステージ干渉キャンセラであって、1次パスタイミングに基づいて、前記受信信号から当該ユーザの信号成分と同じ信号であるシンボルレプリカ信号と前記シンボルレプリカ信号を再度拡散した信号であるチップレプリカリ信号とを生成している前記各ユーザ毎に設けられた複数の第1の干渉推定ユニットと、前記受信信号を一定時間遅延させてから出力している第1の遅延器と、前記第1の遅延器から出力された前記受信信号から前記各干渉推定ユニットからの各チップレプリカ信号の和を減算して残差信号として出力している第1の減算器とを有する第1のステージと、前記受信信号を拡散符号を用いてパスサーチすることにより得られたパスタイミングを前記1次パスタイミングとし、前記第1のステージからの残差信号をパスサーチすることにより得られたパスタイミングをそのパスの仮の2次パスタイミングとし、前記1次パスタイミングのうち測定されたSIRが予め設定された闘値よりも低いパスが存在し、かつそのパスの1次パスタイミングと2次パスタイミングの時間差が予め設定された闘値以下の場合に、前記仮の2次パスタイミングをそのパスの2次パスタイミングとし、それ以外のパスについては前記1次パスタイミングを2次パスタイミングとして出力する、前記各ユーザ毎に設けられた複数のパスサーチ部と、前記2次パスタイミングに基づいて、前段のステージからの残差信号および前段のステージの前記第1の干渉推定ユニットにおいて生成されたシンボルレプリカ信号とから、当該ユーザの信号成分と同じ信号であるシンボルレプリカ信号と該シンボルレプリカ信号を再度拡散した信号であるチップレプリカリ信号とを生成している前記各ユーザ毎に設けられた複数の第2の干渉推定ユニットと、前段ステージからの残差信号を一定時間遅延させてから出力している第2の遅延器と、前記第2の遅延器から出力された残差信号から前記各干渉推定ユニットからの各チップレプリカ信号の和を減算して次段への新たな残差信号として出力している第2の減算器とを有する複数の第2のステージと、前記2次パスタイミングに基づいて、前段のステージからの残差信号および前段のステージの前記第2の干渉推定ユニットにおいて生成されたシンボルレプリカ信号とから、当該ユーザの信号成分である当該ユーザの信号を生成している前記各ユーザ毎に設けられた複数の第3の干渉推定ユニットを有する第3のステージと、から構成されているマルチステージ干渉キャンセラ。
IPC (2件):
H04J 13/04 ,  H04B 1/10
FI (2件):
H04J 13/00 G ,  H04B 1/10 L
Fターム (10件):
5K022EE02 ,  5K022EE35 ,  5K052BB02 ,  5K052CC06 ,  5K052DD04 ,  5K052EE12 ,  5K052FF21 ,  5K052FF31 ,  5K052GG19 ,  5K052GG42
引用特許:
出願人引用 (2件)

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