特許

J-GLOBAL ID：200903000905864179

甜菜を用いた固形黒砂糖の製造方法

発明者： 鈴木 寛祐
出願人/特許権者： 網走青果株式会社
代理人 (1件)： 小林 滿茂
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-136936
公開番号（公開出願番号）：特開2007-306819
出願日： 2006年05月16日
公開日（公表日）： 2007年11月29日
要約：

【課題】 サトウキビを原料とする黒糖と同系統の色合いと形状をもつ、甜菜を原料とする黒砂糖を提供する。【解決手段】 甜菜を煮詰めた糖分の抽出から雑味を除去し、上澄濃縮液を沸点以下の高温水で煮詰め、濃縮液が糸をひく程度の粘性をもった段階で粗糖を添加し、粗糖添加後の溶液が焦げ付く手前まで加熱し、溶液が焦げ付く手前で加熱を停止して攪拌し、流動性をもちつつ粘性がでた時点で、当該溶液を固化用容器に移し替えて冷却する。粗糖は、砂糖の結晶を固形化する働きがある。これを添加することで、加圧処理をせずに冷却だけで甜菜を原料とする黒砂糖の製造が可能となる。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

スライスした甜菜を高温水で煮詰めて糖分を抽出し、 この糖分の抽出液を、甜菜の繊維成分の除去後に沸点以下の高温水で煮詰めて糖分の濃縮液を得、 この濃縮液に炭酸カルシウムを加えた後、 炭酸カルシウムの反応沈殿物を除去した上澄濃縮液を、沸点以下の高温水で煮詰め、 濃縮液が糸をひく程度の粘性をもった段階で粗糖を添加し、 粗糖添加後の溶液が焦げ付く手前まで加熱し、 溶液が焦げ付く手前で加熱を停止して攪拌し、 粘性がでた時点で、当該溶液を固化用容器に移し替えることを特徴とする甜菜を用いた固形黒砂糖の製造方法。

IPC (1件)：

C13F 3/00

FI (1件)：

C13F3/00

引用特許：

出願人引用 (3件)

• なし
  
• ビート含蜜糖の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-092959   出願人：北海道糖業株式会社
• 特開平4-341200
  

審査官引用 (2件)

• ビート含蜜糖の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-092959   出願人：北海道糖業株式会社
• 特開平4-341200