特許
J-GLOBAL ID:200903000947638926

氷蓄熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-117662
公開番号(公開出願番号):特開平9-303831
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 種氷の生成動作を改良することにより、氷核生成部に、常に良好な種氷が保持される状況を得る。【解決手段】 冷媒循環回路と水循環回路とを備え、蓄熱熱交換器で水(W) を冷却して過冷却状態にし、氷核生成器(46)の種氷(I) を利用して生成した氷核(I')を配管(45a) を流れる過冷却水(W) に混入して過冷却状態を解消させて製氷する装置に対し、種氷(I) を生成するために氷核生成器(46)に冷媒を供給する供給管(58)に電磁弁(SV8) を設ける。種氷(I) の温度が-3°C以下になると電磁弁(SV8) を閉鎖して種氷(I) の冷却を停止し、-0.1°C以上になると電磁弁(SV8) を開放して種氷(I) の冷却を開始する。
請求項(抜粋):
圧縮機(1) と、熱源側熱交換器(3) と、膨張機構(52a) と、冷媒熱交換部(42a) とが冷媒配管(8) によって冷媒の循環が可能に接続されてなる冷媒循環回路(A) を備えているとともに、蓄熱媒体(W) を貯留する蓄熱タンク(T) と、蓄熱媒体(W) を圧送する循環手段(P) と、上記冷媒熱交換部(42a) との間で熱交換可能な蓄熱媒体熱交換部(42b)とが循環配管(45)によって蓄熱媒体(W) の循環が可能に接続されてなる蓄熱循環回路(B) とを備え、上記蓄熱媒体熱交換部(42b) の下流側を流れる蓄熱媒体(W) の一部を冷却して過冷却解消用の種氷(I) を生成する冷却手段(81)及びこの種氷(I) を保持する保持部(82)を備えた種氷生成手段(46)と、上記冷媒熱交換部(42a) で蒸発する冷媒と、蓄熱媒体熱交換部(42b) を流れる液相の蓄熱媒体(W) とを熱交換させて該蓄熱媒体(W) を過冷却状態まで冷却すると共に、種氷生成手段(46)の種氷(I) を利用して微小粒の氷核(I')を生成し、該氷核(I')を過冷却状態の蓄熱媒体(W) 中に流すことで該過冷却状態を解消して蓄熱用の氷を生成して蓄熱タンク(T) に回収する製氷運転を行う製氷運転手段(71)と、該製氷運転手段(71)による製氷運転時、冷却手段(81)による冷却動作を間欠的に行わせる間欠制御手段(72)とが設けられていることを特徴とする氷蓄熱装置。
IPC (2件):
F24F 5/00 102 ,  F25C 1/00
FI (2件):
F24F 5/00 102 C ,  F25C 1/00 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 氷蓄熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-144293   出願人:ダイキン工業株式会社

前のページに戻る