特許
J-GLOBAL ID:200903000963506703
ラチェット式テンショナ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
祐川 尉一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-152774
公開番号(公開出願番号):特開平11-344086
出願日: 1998年06月02日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 ラチェット爪とラチェット歯間の干渉による噛込みを防止し、プランジャの円滑且つ確実な動作を可能とするとともに、生産性を向上できるラチェット式テンショナを提供する。【解決手段】 ラチェット1がラチェット軸3の中心からプランジャ5先端側へ偏倚した位置でプランジャのラチェット歯Tと噛合う第1のラチェット爪6と、第1のラチェット爪がラチェット歯と噛合った状態でプランジャの軸線へのラチェット軸3中心Oを通る垂線N上の近傍位置で隣合う2つのラチェット歯間に侵入する第2のラチェット爪7とを有するとともに、ラチェット軸中心からの垂線N方向への第2のラチェット爪の突出量S2が第1のラチェット爪の突出量S1に対して製造上の公差の範囲より短く設定されている。
請求項(抜粋):
テンショナハウジングのプランジャ収容穴に先端部が外部に突出するようにばね付勢されて摺動自在に嵌挿されたプランジャと、前記テンショナハウジングに設けられたラチェット軸に揺動自在に軸支されたラチェットを備え、前記ラチェットに形成されたラチェット爪をプランジャ側面に刻設されたラチェット歯に噛合わせてプランジャの後退変位を阻止するようにしたラチェット式テンショナにおいて、ラチェットがラチェット軸中心からプランジャ先端側へ偏倚した位置でラチェット歯と噛合う第1のラチェット爪と、第1のラチェット爪がラチェット歯と噛合った状態でプランジャ軸線へのラチェット軸中心を通る垂線上の近傍位置で隣合う2つのラチェット歯間に侵入する第2のラチェット爪とを有するとともに、ラチェット軸中心からの前記垂線方向への第2のラチェット歯の突出量が第1のラチェット歯の突出量に対して製造上の公差の範囲より短く設定されていることを特徴とするラチェット式テンショナ。
引用特許:
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