特許
J-GLOBAL ID:200903000981543497

光ヘッド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-067718
公開番号(公開出願番号):特開平10-269613
出願日: 1997年03月21日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 レーザ光源の発光光量制御のためにレーザ光の一部を反射回折するための回折領域の格子ピッチを狭くする必要のない光ヘッド装置を提案すること。【解決手段】 光ヘッド装置1のホログラムレンズ3は、光記録媒体5からの戻り光Lrを回折して信号用受光素子7に導く第1の回折領域32と、半導体モジュール2からのレーザ光L1の一部を反射回折してモニター用受光素子8に集束する第2の回折領域33を備えている。モニター用受光素子8は、その受光面81の中心Iが対称線分Nよりも半導体レーザモジュール2の発光点Jから離れた位置となるように半導体基板6に形成されている。このため、第2の回折領域33ではレーザ光L1の一部をその入射角よりも大きな角度で外側に反射回折すれば、その反射回折光をモニター用受光素子8に導くことができる。このため、第2の回折領域33の格子のピッチを狭くする必要がないので、第2の回折領域33を容易に、しかも精度良く形成できる。
請求項(抜粋):
レーザ光源と、このレーザ光源から出射されたレーザ光を光記録媒体上に集光する対物レンズと、前記レーザ光源から前記対物レンズに到る光路の途中位置に配置されたホログラムレンズと、前記光記録媒体からの戻り光の一部を検出する信号用受光素子と、前記レーザ光源の発光光量をフィードバック制御するために、前記レーザ光源から前記光記録媒体に向けて出射されたレーザ光の一部を検出するモニター用受光素子とを有し、前記ホログラムレンズは、前記戻り光を回折して前記信号用受光素子に導く第1の回折領域と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の一部を反射回折して前記モニター用受光素子に導く第2の回折領域とを備えた光ヘッド装置において、前記レーザ光源の発光点に最も近い前記第2の回折領域の境界点を起点として描いた当該第2の回折領域に垂直な線分に対して、当該境界点を起点として前記発光点を通って延びる線分に線対称な関係にある対称線分を、前記境界点を起点として描いた場合に、前記モニター用受光素子の受光面の中心は、当該対称線分よりも前記発光点から離れた位置にあることを特徴とする光ヘッド装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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