特許
J-GLOBAL ID:200903001011167979

プロペラシャフト支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 江原 望 ,  中村 訓 ,  小田 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-317275
公開番号(公開出願番号):特開2006-123828
出願日: 2004年10月29日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】 プロペラシャフト支持構造における該シャフトに圧入され、かつセンタベアリングの軸方向位置決めを行う金属製のストッパピースの外周部をモールド成形の樹脂被覆部で覆い、該ピース外周部と樹脂からなるシール部材との回転摺動接触が該被覆部を介してなされるようにして、金属と樹脂の接触による不快な接触音の発生を抑制する。【解決手段】 環状支持部材2の内環2A内側でセンタベアリング3を介してプロペラシャフト1が支持され、センタベアリング3はその左側部3a1にプロペラシャフト1に圧入されたストッパピース4の右方端4bが当接することでその軸方向における位置決めがなされている。ストッパピース4はその外周部4Aの一部において樹脂からなるシール部材S1と回転摺動接触するが、この接触は該外周部4Aにおけるモールド成形の被覆部42を介してなされている。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
弾性部材により互いに接続される内環と外環とを備えた環状支持部材の内環内側で、センタベアリングを介してプロペラシャフトを軸支するプロペラシャフト支持構造において、 円筒状ストッパピースがその内周部において前記プロペラシャフトに圧入嵌合され、その外周部において前記内環内側に装着保持されるシール部材と回転摺動接触し、かつその後端が前記センタベアリングのインナレースに当接して該センタベアリングを軸方向所定位置に位置決め固定すると共に、その前端のフランジが前記内環内側への前端開口を覆うストッパピースを備え、 前記ストッパピースは、金属製のピース本体と、該本体の前端端部面の一部を除く外周部全面に一体にモールド成形されて該ストッパピースに前記フランジを具備させる合成樹脂またはゴムからなるリング状被覆部とからなり、 前記リング状被覆部のフランジはその外側部に該ストッパピースの内周側に向って延びる端面被覆部を備え、該端面被覆部は、前記ストッパピース本体の前記前端端部面に形成された溝部内を延びて該端部面の一部を被覆すると共にその外側面が前記前端端部面の非被覆部端面と略同一平面を形成するものであって、 前記ストッパピース外周部における前記シール部材との回転摺動接触は前記モールド成形のリング状被覆部の一部でなされていることを特徴とするプロペラシャフト支持構造。
IPC (2件):
B60K 17/22 ,  F16J 15/16
FI (2件):
B60K17/22 Z ,  F16J15/16 B
Fターム (10件):
3D042AA09 ,  3D042AB01 ,  3D042DC01 ,  3D042DC03 ,  3D042DC07 ,  3J043AA16 ,  3J043BA08 ,  3J043CA02 ,  3J043CB13 ,  3J043DA20
引用特許:
出願人引用 (3件)

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