特許
J-GLOBAL ID:200903001034716147

高速切削ですぐれた耐熱塑性変形性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-324656
公開番号(公開出願番号):特開2003-127006
出願日: 2001年10月23日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高速切削ですぐれた耐熱塑性変形性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 超硬合金基体の表面に、(a)下部層として、0.5〜10μmの平均層厚を有し、いずれも蒸着形成され、かつ組成式:(Ti1-XAlX)Nおよび(Ti1-XAlX)C1-YNYのTiとAlの複合窒化物層および同複合炭窒化物層のうちのいずれかの単層、または両方の複層、(b)中間層として、1〜5μmの平均層厚を有し、結晶構造がκ型またはθ型の蒸着形成した酸化アルミニウム層からの加熱変態α型結晶構造を有し、かつ加熱変態生成クラックが均一に分散分布した組織を有する層、(c)上部層として、2〜10μmの平均層厚を有し、かつ結晶構造がα型の蒸着形成された酸化アルミニウム層、(d)必要に応じて表面層として、0.5〜2μmの平均層厚で蒸着形成された窒化チタン層、以上(a)〜(d)で構成された硬質被覆層を形成してなる切削工具。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a)下部層として、0.5〜10μmの平均層厚を有し、いずれも蒸着形成され、かつ組成式:(Ti1-XAlX)Nおよび同(Ti1-XAlX)C1-YNY(ただし、原子比で、Xは0.4〜0.7、Yは0.5〜0.99を示す)を満足するTiとAlの複合窒化物層およびTiとAlの複合炭窒化物層のうちのいずれかの単層、または両方の複層、(b)中間層として、1〜5μmの平均層厚を有し、結晶構造がκ型またはθ型、あるいはγ型の蒸着形成した酸化アルミニウム層からの加熱変態α型結晶構造を有し、かつ加熱変態生成クラックが均一に分散分布した組織を有する加熱変態α型酸化アルミニウム層、(c)上部層として、2〜10μmの平均層厚を有し、かつ結晶構造がα型の蒸着形成された酸化アルミニウム層、以上(a)〜(c)で構成された硬質被覆層を形成してなる、高速切削ですぐれた耐熱塑性変形性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (5件):
B23B 27/14 ,  B23B 51/00 ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06 ,  C23C 14/16
FI (5件):
B23B 27/14 A ,  B23B 51/00 J ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06 P ,  C23C 14/16 B
Fターム (19件):
3C037CC02 ,  3C037CC09 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF17 ,  3C046FF19 ,  4K029AA02 ,  4K029AA04 ,  4K029BA44 ,  4K029BA54 ,  4K029BA58 ,  4K029BA60 ,  4K029BB02 ,  4K029BB07 ,  4K029BC10 ,  4K029BD05 ,  4K029CA04 ,  4K029CA13 ,  4K029DD06
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る