特許
J-GLOBAL ID:200903085892914517

高硬度被覆部材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-221107
公開番号(公開出願番号):特開平8-060340
出願日: 1994年08月23日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 化学量論組成に近似した被膜を有する従来のチタン・アルミニウム炭窒化物被膜に比べて、高硬度な被膜を有し、被膜と基材との諸特性を最大限に引き出し、両者のシナジー効果でもって耐摩耗性,耐熱衝撃性,耐欠損性,耐溶着性をより一段と向上させて、長寿命を達成させた高硬度被覆部材を提供する。【構成】 基材上に、金属元素に対して非金属元素の多い非化学量論組成でなるチタン・アルミニウム炭窒化物の硬質層が被覆されていることを特徴とする高硬度被覆部材。【効果】 化学量論組成に近似したチタン・アルミニウム炭窒化物またはチタン・アルミニウムの炭化物,窒化物が被覆された従来の被覆部材に比べて、高硬度な被膜を有する被覆部材であり、特に耐摩耗性に優れ、切削工具として用いた場合に、1.4〜2.8倍も寿命が向上するという顕著な効果がある
請求項(抜粋):
金属材料,焼結合金またはセラミックス焼結体の基材上に、次式(A)で表わされる非化学量論組成でなるチタン・アルミニウム炭窒化物の硬質層が被覆されていることを特徴とする高硬度被覆部材。(Tia,Alb)(CX,NY,)R..........(A)〔但し、(A)式中のTiはチタン、Alはアルミニウム、Cは炭素、Nは窒素を示し、aおよびbは金属元素であるTiとAlのそれぞれの原子比を表わし、XおよびYは非金属元素であるCとNのそれぞれの原子比を表わし、RはTiとAlとを合計した金属元素に対するCとNとを合計した非金属元素の原子比を表わし、それぞれはa+b=1、0.8≧a≧0.2、X+Y=1、0.9≧X≧0.1、1.50≧R>1.00の関係にある〕
IPC (6件):
C23C 14/06 ,  B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C22C 29/04 ,  C23C 16/36 ,  C23C 16/50
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特公昭62-047122
  • 耐摩耗性多層型硬質皮膜構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-287957   出願人:株式会社神戸製鋼所
  • 耐摩耗性被覆部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-344450   出願人:東芝タンガロイ株式会社
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