特許
J-GLOBAL ID:200903001046676566

固液混合物を処理するプロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-526496
公開番号(公開出願番号):特表2004-507360
出願日: 2001年09月13日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
固体粒子と結合した少なくとも幾つかの汚染物質(この汚染物質は固体の細孔内あるいは固体粒子の表面上のいずれかに吸着されている)を分解するために、キャビテーションによって固液混合物を処理するプロセスを開発した。当該プロセスは、一部の汚染物質が化学分解されるようなキャビテーションに混合物を付す工程を包含する。典型的には、化学分解は、固体粒子の表面で起こるが、当該プロセスは、処理される固形物の表面付近の細孔内においてもある程度起こり得る。典型的には、キャビテーションプロセスは、超音波処理工程であるが、他のキャビテーションプロセス(例えば、高せん断混合)が適用可能である。キャビテーション効果は粒子表面での物理化学的な変化を達成することが可能である。気泡の崩壊時の局所的な高温(5000K程度の温度)は、汚染物質(例えば、PCB)および他の有害物質(ポリ臭化ビフェニル(PBB)、有機塩素化合物および有機リン化合物、農薬などが挙げられる)を分解することができる。当該処理プロセスの利点の一つは、分解生成物がバルク流体の温度(例えば、50°C)まで迅速にクエンチされ、PCBの再形成または望ましくない副反応生成物(例えば、ダイオキシン)の形成が回避されることである。【選択図】図2
請求項(抜粋):
固体と結合した汚染物質を分解するために固体および液体の混合物を処理するプロセスであって、当該プロセスは、少なくとも一部の汚染物質が化学分解されるキャビテーションに該混合物を付す工程を包含し、固体の表面または表面付近で化学分解が起こる、プロセス。
IPC (4件):
B09B3/00 ,  A62D3/00 ,  B01J19/10 ,  C02F1/36
FI (4件):
B09B3/00 304Z ,  A62D3/00 ,  B01J19/10 ,  C02F1/36
Fターム (28件):
2E191BA13 ,  2E191BB01 ,  2E191BC01 ,  2E191BD11 ,  4D004AA41 ,  4D004AB06 ,  4D004CA15 ,  4D004CA22 ,  4D004CA36 ,  4D004CA50 ,  4D004CB03 ,  4D004CB21 ,  4D004CB31 ,  4D004CC03 ,  4D004CC11 ,  4D004CC12 ,  4D037AA11 ,  4D037AB14 ,  4D037BA26 ,  4D037BB02 ,  4D037BB09 ,  4D037CA01 ,  4G075AA37 ,  4G075BA05 ,  4G075CA23 ,  4G075CA51 ,  4G075CA54 ,  4G075EB01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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