特許
J-GLOBAL ID:200903001095575422

医療装置誘導システム、医療装置誘導方法および医療装置誘導システムで用いるルックアップテーブルの作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-208460
公開番号(公開出願番号):特開2009-039356
出願日: 2007年08月09日
公開日(公表日): 2009年02月26日
要約:
【課題】カプセル型医療装置の位置検出範囲の周囲に配置された誘導用コイル等に起因する不要な磁界の影響を受けない正確な位置検出を、少ない計算量で高速に行えるようにする。【解決手段】位置検出に際して医療装置10の位置検出範囲の周囲に配置された誘導用コイル21が磁界発生部30による第1の磁界の作用により磁界センサ411〜41nでの位置に誘導発生する不要な第2の磁界を算出して磁界センサ411〜41nで検出された第1の磁界からこの第2の磁界分を減算して補正磁界情報を算出することで、第2の磁界の影響を受けない正確な位置検出を可能とし、かつ、磁界センサ411〜41nの位置に誘導発生する第2の磁界と相関を持つ数値情報を予め格納したLUT52x,52y,52zを用いて第2の磁界の算出を行うことで、都度行う計算量を減らして高速で処理できるようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
磁石を内蔵して体腔内に導入される医療装置と、 磁界発生部と磁界検出部とを有して一部が前記医療装置に内蔵され、前記磁界発生部が特定周波数の第1の磁界を発生し、前記磁界検出部が前記特定周波数の第1の磁界を含む検出磁界情報を検出し、前記医療装置の位置および向きの少なくともいずれか一方を検出する位置検出装置と、 前記磁石に作用させて前記医療装置の位置または向きの少なくともいずれか一方を変えるための誘導用磁界を発生する誘導用コイルと、該誘導用コイルに接続されて前記誘導用磁界を発生させるための電力を供給する駆動部とを有する磁気誘導装置と、 を備え、 前記位置検出装置は、 前記医療装置の位置および向きの少なくともいずれか一方を推定するための特定の位置検出範囲を有するとともに、 前記医療装置が複数の特定位置に複数の特定向きで配置されたときに、前記誘導用コイルまたは前記磁界発生部の少なくともいずれか一方が、前記第1の磁界の作用により前記磁界検出部の位置に誘導発生する第2の磁界と相関を持つ複数の数値情報を格納したルックアップテーブルと、 前記医療装置の位置および向きに基づき前記ルックアップテーブルを参照して前記第2の磁界を推定する磁界算出部と、 前記磁界検出部が検出した前記検出磁界から前記磁界算出部で推定された前記第2の磁界を減算した補正磁界情報を算出する磁界抽出部と、 該磁界抽出部で算出された補正磁界情報から前記医療装置の位置および向きを推定する位置計算部と、 を備えることを特徴とする医療装置誘導システム。
IPC (3件):
A61B 1/00 ,  A61B 5/06 ,  A61B 5/07
FI (3件):
A61B1/00 320B ,  A61B5/06 ,  A61B5/07
Fターム (5件):
4C038CC03 ,  4C038CC07 ,  4C038CC09 ,  4C061GG22 ,  4C061UU06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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