特許
J-GLOBAL ID:200903001099037190
中継通信装置、記憶媒体、集積回路および通信システム
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
岩橋 文雄
, 内藤 浩樹
, 永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-374415
公開番号(公開出願番号):特開2007-180686
出願日: 2005年12月27日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
【課題】本発明は、ブラックホール問題により端末通信装置が通信不可能となることを防ぐ、中継通信装置、および通信システムを提供することを目的とする。【解決手段】ブラックホールルータ708を含むインターネット703を経由して、送信元端末通信装置701と相手端末通信装置704が通信705を行う場合に、本発明の中継通信装置702が、通信705の通信データおよび応答確認を利用して、通信経路上の最大MTUを調査し、通信705のデータサイズを調査した最大MTU値以下にするような制御を行うことにより、通信705を正常に行わせることができる。本発明によれば、各端末通信装置や全ての中継通信装置で対応を行わなくても、単一の中継通信装置のみが対応することで、その中継通信装置を経由する通信を行う複数の端末通信装置がブラックホール問題に陥り通信不能となることを防ぐことができる。【選択図】図10
請求項(抜粋):
第1の通信装置と第2の通信装置が行っている第1の通信を中継する中継通信装置であって、
PMTU(Path Maximum Transfer Unit)調査パケットのサイズを決定するPMTU調査サイズ決定手段と、
前記第1の通信装置が送信した前記第1の通信に属する第1のデータパケットを受信し、前記第2の通信装置に向けて転送する際に、第1のサイズ調整方法を用いて前記第1のデータパケットを前記PMTU調査パケットサイズ決定手段が決定したサイズに調整し、前記PMTU調査パケットとして送信するPMTU調査パケット生成手段と、
前記第2の通信装置が送信した前記第1の通信に属する応答確認パケットを受信し、前記第1の通信装置に向けて転送する際に、応答確認されたデータを示す情報を前記応答確認パケットから取得し、取得した情報に基づいて前記PMTU調査パケットが前記第2の通信装置に到達したかどうかを判定するPMTU調査パケット到達判定手段と、
前記PMTU調査パケット到達判定手段の判定結果に基づいて、前記中継通信装置と前記第2の通信装置間における前記第1の通信もしくは前記第1の通信以降に前記中継通信装置を経由して行われる第2の通信に属する第2のデータパケットのサイズを変更する中継通信データサイズ変更手段と、
を備えることを特徴とする中継通信装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
5K030HA08
, 5K030HD03
, 5K030LB05
, 5K030LC11
引用特許:
前のページに戻る