特許
J-GLOBAL ID:200903001109227589

車両用直結クラッチのスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-216014
公開番号(公開出願番号):特開平9-060721
出願日: 1995年08月24日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 車両の加速走行時において、エンジン負荷変化率の増大に応じて目標スリップ量が増加させられる際の実際のスリップ量の応答遅れに起因する違和感の発生を抑制し得る車両用直結クラッチのスリップ制御装置を提供する。【解決手段】 目標スリップ量増加手段192によってスロットル弁開度TAの変化率VTAの増大に応じて目標スリップ量TNSLPが増加させられた場合には、目標スリップ量保持手段196によって、予め定められた所定条件が成立するまではその目標スリップ量TNSLPの減少が禁止されて加速時目標スリップ量TNSLPKに保持される。そのため、変化が遅れる実スリップ量NSLPがその加速時目標スリップ量TNSLPKに近づいた後に、目標スリップ量TNSLPが定常時目標スリップ量TNSLPAに向かって減少させられることとなって、実スリップ量NSLPのオーバーシュートの発生が抑制される。
請求項(抜粋):
エンジンと自動変速機とを直結する直結クラッチを備えた車両において、前記直結クラッチのスリップ量が目標スリップ量と一致するように制御するスリップ制御手段と、車両のエンジン負荷の変化率を検出するエンジン負荷変化率検出手段と、車両の加速走行時には該エンジン負荷変化率の増大に応じて前記目標スリップ量を加速時目標スリップ量まで増加させる目標スリップ量増加手段と、前記エンジン負荷変化率が減少した場合には前記目標スリップ量を定常時目標スリップ量まで減少させる目標スリップ量減少手段とを、備える形式の車両用直結クラッチのスリップ制御装置であって、前記目標スリップ量増加手段によって前記目標スリップ量が増加させられた場合には、予め定められた所定条件が成立するまでは、前記目標スリップ量減少手段による前記目標スリップ量の減少を禁止して該目標スリップ量を前記加速時目標スリップ量に保持する目標スリップ量保持手段を含むことを特徴とする車両用直結クラッチのスリップ制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/14 601 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:36
引用特許:
審査官引用 (2件)

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