特許
J-GLOBAL ID:200903001235840938

耐食性の優れたフェライト系ステンレス鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-088609
公開番号(公開出願番号):特開平9-279231
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 大気湿潤環境中で使用されるフェライト系ステンレス鋼を製造性を低下させることなく、発銹起点となる非金属介在物の改質を行い、耐食性の優れたフェライト系ステンレス鋼の製造方法を提供する。【解決手段】 C: 0.001〜0.080 %、 N: 0.001〜0.050 %、Cr:15.0〜35.0%、 S: 0.010%以下、 P:0.04%以下、Ti:0.06〜0.25%、Mn:0.01〜1.0 %、Si:0.01〜1.0 %、Al:0.01〜0.050 %でかつ0.15×Ti以上、 O: 0.010%以下で、残部が不可避的不純物からなる鋼を、熱間圧延前に下記式を満足する加熱温度で加熱する。これにより、耐食性の優れたフェライト系ステンレス鋼が製造できる。0.25≧Ti(%) ≧(1.28×10-3・HT-1.37)×Mn(%) +0.06ここで、HT:加熱温度(°C)
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.001〜0.080%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.01〜1.0%、S :0.010%以下、P :0.04%以下、Cr:15.0〜35.0%、Ti:0.06〜0.25%、N :0.001〜0.050%、Al:0.01〜0.050%でかつ0.15×Ti以上、O :0.010%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を、熱間圧延前に、下記式を満たす加熱温度で加熱することを特徴とする耐食性の優れたフェライト系ステンレス鋼の製造方法。0.25≧Ti(%) ≧(1.28×10-3・HT-1.37)×Mn(%) +0.06ここで、HT:加熱温度(°C)
IPC (5件):
C21D 8/00 ,  B21B 3/02 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/28 ,  C22C 38/50
FI (5件):
C21D 8/00 E ,  B21B 3/02 ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/28 ,  C22C 38/50
引用特許:
審査官引用 (9件)
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