特許
J-GLOBAL ID:200903001310905200

多孔質防音構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-155974
公開番号(公開出願番号):特開2005-018042
出願日: 2004年05月26日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】低周波数の音に対して比較的広い周波数帯域で高い防音効果を発揮できるようにする。【解決手段】外側部材1および内側部材2が空気層3を介して対向配置される。内側部材2は複数の貫通穴2aを有し、貫通穴2a部の厚さt、貫通穴2aの直径φおよび開口率が30Hz以下の音に対して貫通穴2aを通過する空気に粘性減衰作用を発生させるよう設定される。貫通穴2aの直径φは3mmより大きく80mm以下であるのが好ましい。貫通穴の開口率は5%以下が好ましく、より好ましくは3%以下、さらに好ましくは0.5%以下である。貫通穴2a部の厚さtは5mm以上が好ましい。内側部材2は様々な形状であってもよいし、2以上設けてもよく、さらに様々な形状のものを組み合わせてもよい。内側部材2の貫通穴2aが形成された範囲の長さが防音対象となる音の波長の1/2以下であるのが好ましく、空気層3の厚さは防音対象となる音の波長の1/2以下又は半波長の整数倍であるのが好ましい。この長さは連結部材を設けて空気層3を仕切ることによっても設定できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
対向配置された外側部材と内側部材とを備えており、 前記内側部材が複数の貫通穴を有すると共に、 前記貫通穴部の厚さ、前記貫通穴の直径、および前記貫通穴の開口率が、30Hz以下の前記音に対し、前記貫通穴を通過する空気に粘性減衰作用を発生させるように設定されていることを特徴とする多孔質防音構造体。
IPC (2件):
G10K11/16 ,  E04B1/86
FI (2件):
G10K11/16 D ,  E04B1/86 Q
Fターム (21件):
2E001DF04 ,  2E001DF13 ,  2E001FA26 ,  2E001FA41 ,  2E001GA12 ,  2E001GA18 ,  2E001GA42 ,  2E001HA04 ,  2E001HB02 ,  2E001HB04 ,  2E001HD11 ,  2E001KA01 ,  2E001MA01 ,  2E001MA04 ,  5D061AA06 ,  5D061AA13 ,  5D061AA16 ,  5D061AA25 ,  5D061BB02 ,  5D061BB07 ,  5D061BB37
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車両用防音部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-091547   出願人:河西工業株式会社, 日産自動車株式会社
  • 吸音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-102552   出願人:株式会社小松製作所, 株式会社小松エニー
  • 板材を二重に用いた遮音構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-168596   出願人:東京大学長
審査官引用 (3件)
  • 車両用防音部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-091547   出願人:河西工業株式会社, 日産自動車株式会社
  • 吸音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-102552   出願人:株式会社小松製作所, 株式会社小松エニー
  • 板材を二重に用いた遮音構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-168596   出願人:東京大学長

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