特許
J-GLOBAL ID:200903001327656203

高性能空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-191416
公開番号(公開出願番号):特開平7-047809
出願日: 1993年08月02日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 高い限界グリップ性及び高い高速耐久性を有した高性能空気入りラジアルタイヤを提供すること。【構成】 トップトレッド層20のサイドトレッド層28側非接地領域に実質上三角形状の断面形状を呈してたくびれ部32を形成する。これによりベルト端部付近のゴムボリュームが少なくなり発熱が抑えられるのでベルトエンドセパレーション等の発生を防止して高速耐久性を向上させることができる。また、横力を受けた時に、サイドトレッド層のゴムに沿ってベルトエンド側へ力が伝達しようとするが、くびれ部32によって力の伝達が阻止され、ベルトエンド付近が押されなくなるため、踏面部にバックリングを生じることがない。即ち、横力を受けた時の接地圧分布の変化が抑えられるので、高い限界グリップ性を得ることができる。
請求項(抜粋):
左右一対のビードコアに係止されてトロイド状に延びるカーカスと、前記カーカスのクラウン部に配置されるベルトと、前記カーカスの軸方向外側に配置されビード部から径方向外側に延びる一対のサイドウォール部と、両サイドウォール部に跨がるトレッド部と、を有する高性能空気入りラジアルタイヤにおいて、前記トレッド部のサイドウォール部側非接地領域に、実質的にタイヤ半径方向に沿ったタイヤ径方向側壁とタイヤ幅方向に対してタイヤ幅方向外側がタイヤ半径方向内側へ傾斜したタイヤ幅方向側壁とを有するくびれ部を形成し、トレッド端を基準として計測される前記タイヤ半径方向側壁のタイヤ外方への延長線のタイヤ半径方向に対する傾斜角度θを-5°<θ<+10°(ここで、角度の-側とはタイヤ幅方向外側へ傾斜することを意味し、角度の+側とはタイヤ幅方向内側へ傾斜することを意味する。)とし、かつ前記タイヤ径方向側壁と前記タイヤ幅方向側壁との交点を基準として計測される前記タイヤ幅方向側壁のタイヤ軸方向に対する傾斜角度βを、30°<β<70°とすることを特徴とする高性能空気入りラジアルタイヤ。
IPC (4件):
B60C 11/01 ,  B60C 9/08 ,  B60C 13/00 ,  B60C 15/06
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平4-356204
  • 空気入りラジアルタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-242389   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 特開昭54-007703
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