特許
J-GLOBAL ID:200903001380917841

複数の属性を持つ段取りを伴う動的ロットサイズスケジューリングのための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-255542
公開番号(公開出願番号):特開2007-072527
出願日: 2005年09月02日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】順序依存型の段取りを持つ実用規模の問題に対しても、組合せ爆発を起こすことなく、極めて精緻なスケジュールを生成することができるようにする。【解決手段】CPUは、品目用機械により各作業で処理される各品目と仮想機械において仮想的に処理される各属性とについて、機械干渉禁止制約、仕掛かり在庫非負制約、同時段取り禁止制約及び処理の整合性制約にそれぞれ対応する4つのペナルティコストを含む評価基準を最適化する品目別属性別スケジュールを他の品目・属性とは独立に取得する(S6)。CPUは、取得されたスケジュールにおいて4つの制約の違反が全て解消されているかを判定する(S8)。CPUは、4つの制約の違反の少なくとも1つが解消されていないと判定された結果、当該違反の解消が必要な場合、違反が解消されていない制約に対応するペナルティコストを当該違反が解消されるように更新する(S11)。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
1台の機械により複数の作業で当該各作業に対応した品目をそれぞれ処理し、かつ当該各作業では前記品目の有する複数の属性に応じた段取り作業を伴う品目の切り換えが可能な生産システムに適用される生産スケジュールをコンピュータにより生成する複数の属性を持つ段取りを伴う動的ロットサイズスケジューリングのための方法であって、 生産する品目の属性別にその属性を仮想的に処理する仮想機械を想定することにより、前記1台の機械を品目用機械として、当該品目用機械から生産する品目の属性に関する段取り作業を分離させ、前記品目用機械により前記各作業で処理される各品目と前記仮想機械において仮想的に処理される各属性とについて、品目間及び属性間の同一機械における機械干渉に関する第1の制約に対応する機械別・タイムスロット別に割り当てられる第1のペナルティコスト、仕掛かり在庫の充足に関する第2の制約に対応する品目別・タイムスロット別に割り当てられる第2のペナルティコスト、品目と属性全体にわたって、任意の品目あるいは属性が段取り中の場合に他の品目あるいは属性が段取り中若しくは実処理中であってはならない第3の制約に対応する第3のペナルティコスト、及び任意の属性の累積実稼働時間が、その属性を有する品目の累積実稼働時間と等しくなければならない第4の制約に対応する第4のペナルティコストを含む評価基準を最適化する品目別属性別スケジュールを他の品目・属性とは独立に取得するステップと、 前記取得された品目別属性別スケジュールにおいて前記第1、第2、第3及び第4の制約の違反が全て解消されているかを判定するステップと、 前記第1、第2、第3及び第4の制約の違反の少なくとも1つが解消されていないと判定された結果、当該違反の解消が必要な場合、前記第1、第2、第3及び第4のペナルティコストのうち当該少なくとも1つの違反が解消されていない制約に対応するペナルティコストを当該少なくとも1つの違反が解消されるように更新するステップと、 前記更新するステップが実行される都度、前記取得するステップを再実行させるステップと を具備することを特徴とする動的ロットサイズスケジューリングのための方法。
IPC (3件):
G06F 19/00 ,  G05B 19/418 ,  G06Q 50/00
FI (3件):
G06F19/00 120 ,  G05B19/418 Z ,  G06F17/60 108
Fターム (7件):
3C100AA01 ,  3C100AA05 ,  3C100AA07 ,  3C100AA16 ,  3C100AA34 ,  3C100BB12 ,  3C100BB14
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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