特許
J-GLOBAL ID:200903001426774722

ブラシレス直流モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-054597
公開番号(公開出願番号):特開平9-247981
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 ホール素子などの位置検出素子を必要としないブラシレス直流モータで、回転時の振動や騒音の発生やトルクリップルの発生を小さくすることを目的とする。【解決手段】 永久磁石回転子20の回転に応じて出力する周波数発電機1の2相周波数信号より回転方向と回転移動量をそれぞれ方向検出手段3とカウント手段4で検出する。位相調整手段5は回転方向指令14に応じてカウント手段4の計数値よりアドレス信号を形成し、波形発生手段6はそのアドレス信号をもとに関数テーブルより3相の波形信号を形成し所定の時間だけ遅延した時差出力信号を形成する。電力供給手段7は時差出力の3相の波形信号をそれぞれ合成し、得られた合成信号に応じた正弦波状の駆動電流を固定子巻線に供給することにより回転子を回転させる。
請求項(抜粋):
複数個の磁極を有する回転子と、前記回転子に所定の空隙を有して配設された複数相の固定子巻線と、前記回転子の回転数に比例した複数相の周波数信号を発生する周波数発電機と、前記複数相の周波数信号より前記回転子の回転方向を検出し方向信号を出力する方向検出手段と、前記方向信号に応じて前記周波数発電機の少なくとも1つの周波数信号のパルスをアップカウントもしくはダウンカウントを行うカウント手段と、前記複数相の固定子巻線の少なくとも1相の電圧もしくは電流の位相に応じた位相信号を出力する位相検出手段と、前記カウント手段の計数値を回転方向指令に応じて所定の値だけ加減算し、さらに前記位相信号に応じて調整して得られた指令値を出力する位相調整手段と、前記指令値に応じて前記周波数発電機の周波数信号のパルス毎に複数相の波形信号を前記周波数信号のパルス周期を略均等配分するようにそれぞれ遅延させて発生する波形発生手段と、前記複数相の波形信号をそれぞれ合成し、得られた合成信号に応じた駆動電流もしくは駆動電圧を固定子巻線に供給する電力供給手段より構成されたことを特徴とするブラシレス直流モータ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-262088
  • ブラシレス直流モータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-271342   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭63-262088

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