特許
J-GLOBAL ID:200903001430183887
フィルムを含む組成物を作製する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (6件):
小野 新次郎
, 社本 一夫
, 小林 泰
, 千葉 昭男
, 富田 博行
, 江尻 ひろ子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-519576
公開番号(公開出願番号):特表2009-543900
出願日: 2007年06月26日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
フィルムを作製する方法であって:
活性成分を含む媒体内にフィルムを導入し、ここでフィルムは活性成分を実質的に含まず;そして
活性成分の少なくとも一部を、媒体からフィルムに移動させる
工程を含む、前記方法。
フィルムが多孔性である、請求項1記載の方法。
フィルムが口腔ケア、パーソナルケア、クレンジングおよび/またはホームケア組成物中で使用するのに適しているように、フィルムがフィルム中に活性成分の有効量を含むまで、移動が起こる、請求項1記載の方法。
フィルム中に移動した活性成分の量が、フィルム重量の約0.5%より多い、請求項1記載の方法。
フィルム中に移動した活性成分の量が、フィルム重量の約1%〜約5%である、請求項1記載の方法。
約25°C以上で、約48時間未満、移動が起こる、請求項1記載の方法。
フィルムが、水溶性ポリマー、水分散性ポリマー、および水不溶性ポリマーからなる群より選択されるポリマーを含む、請求項1記載の方法。
ポリマーが、セルロースエーテル、アクリレート、メタクリレート、ポリビニルアルコール、ポリアルキレン、ポリアルキレンオキシド、ポリスチレン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルホスホネート、ポリシロキサン、その誘導体、コポリマー、および混合物からなる群より選択される、請求項7記載の方法。
移動が、媒体からフィルムへの活性成分の拡散、および媒体からフィルム内への活性成分の吸収の少なくとも1つを含む、請求項1記載の方法。
活性成分が:歯のホワイトニング剤、皮膚のホワイトニング剤、抗微生物剤、虫歯予防剤、抗歯石剤、抗歯垢剤、抗接着剤、脱感作剤、抗炎症剤、悪臭制御剤、フレーバー剤、着色剤、抗加齢剤、唾液刺激剤、歯周活性剤、コンディショニング剤、抗ニキビ剤、抗乾癬剤、モイスチャライジング剤、皮膚軟化剤、皮膚脂質流動化剤、保湿剤、脱臭活性剤、抗発汗活性剤、天然抽出物および精油、栄養素、密封剤(occlusive agent)、酵素、タンパク質、アミノ酸、ビタミン、鎮痛剤、日焼け止め剤、UV吸収剤、酸化防止剤、抗生物質、剥離剤(exfoliant)、およびその混合物からなる群より選択される、請求項1記載の方法。
フィルムが、表面活性剤、粘性修飾剤、増粘剤、保湿剤、希釈剤、充填剤、pH修飾剤、可塑剤、充填剤、ワックス、質感修飾剤(texture modifier)、フレーバー剤および/または甘味剤、保存剤、溶媒、およびその混合物の1つを含む、請求項1記載の方法。
口腔ケア、パーソナルケア、クレンジングおよび/またはホームケア組成物を作製する方法であって:
活性成分を含む媒体内にフィルムを導入し、ここでフィルムは活性成分を実質的に含まず;
活性成分の少なくとも一部を、媒体からフィルムに移動させ、ここで、フィルムが口腔ケア、パーソナルケア、クレンジングおよび/またはホームケア組成物の少なくとも1つとして使用するのに適しているように、移動した活性成分の有効量をフィルムが含むまで、移動が起こり;そして
移動した活性成分を含むフィルムをキャリアー内に導入することによって組成物を調製する、ここで、移動した活性成分を含むフィルムは、組成物の保存中、安定である
工程を含む、前記方法。
組成物のキャリアーが媒体をさらに含む、請求項12記載の方法。
キャリアーが、研磨剤、表面活性剤、洗剤ブースター、粘性修飾剤、増粘剤、保湿剤、希釈剤、pH修飾剤、皮膚軟化剤、モイスチャライザー、口腔感触剤(mouth feel agent)、甘味剤、フレーバー剤、溶媒、水、着色剤、および保存剤からなる群より選択される、1以上の成分を含む、請求項12記載の方法。
組成物が、歯磨剤、菓子類、フィルム、塗装(paint-on)製品、リンス、液体、ペースト、ジェル、石鹸、ボディーソープ、スクラブ製品、ローション、ネイルケア製品、洗い粉、液体クレンザー、および半固体クレンザーからなる群より選択される形である、請求項12記載の方法。
フィルムが、水溶性ポリマー、水分散性ポリマー、および水不溶性ポリマーからなる群より選択されるポリマーを含む、請求項12記載の方法。
活性成分が:歯のホワイトニング剤、皮膚のホワイトニング剤、抗微生物剤、虫歯予防剤、抗歯石剤、抗歯垢剤、抗接着剤、脱感作剤、抗炎症剤、悪臭制御剤、フレーバー剤、着色剤、抗加齢剤、唾液刺激剤、歯周活性剤、皮膚コンディショニング剤、毛髪コンディショニング剤、抗ニキビ剤、抗乾癬剤、モイスチャライジング剤、皮膚軟化剤、皮膚脂質流動化剤、保湿剤、脱臭活性剤、抗発汗活性剤、天然抽出物および精油、栄養素、密封剤、酵素、タンパク質、アミノ酸、ビタミン、鎮痛剤、日焼け止め剤、UV吸収剤、酸化防止剤、抗生物質、剥離剤、およびその混合物からなる群より選択される、請求項12記載の方法。
活性成分が:過酸化物、亜塩素酸金属、PVP-過酸化水素複合体、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過硫酸塩、過リン酸塩、過ケイ酸塩、ペルオキシ酸、四級アンモニウム化合物、ピリジニウム、イソキノリニウム、ピリミジン、アミジン、ビスピリジン、ピペリジン、グアニド、Nα-アシルアミノ酸アルキルエステル、非イオン性ハロゲン化ジフェニルエーテル、フタル酸、クロルヘキシジン、サンギナリン、サリチルアニリド、臭化ドミフェン、亜鉛イオン供給源、スズイオン供給源、亜塩素酸イオン供給源、その塩、誘導体、および混合物からなる群より選択される1以上の化合物を含む、請求項12記載の方法。
移動後、フィルム中の活性成分の量が、フィルム重量の約0.5%より多い、請求項12記載の方法。
移動後、フィルム中に存在する活性成分の量が、フィルム重量の約1%〜約5%である、請求項12記載の方法。
フィルムが、1以上の表面活性剤、粘性修飾剤、増粘剤、保湿剤、希釈剤、充填剤、pH修飾剤、可塑剤、充填剤、ワックス、質感修飾剤、フレーバー剤および/または甘味剤、保存剤、溶媒、およびその混合物の1以上を含む、請求項12記載の方法。
移動した活性成分を含むフィルムが多孔性である、請求項12記載の方法。
口腔ケア組成物を作製する方法であって:
ホワイトニング剤を含む口腔活性成分を含む媒体内にフィルムを導入し、ここでフィルムは活性成分を実質的に含まず;そして
口腔活性成分の少なくとも一部を、媒体からフィルムに移動させ、ここで、フィルムが口腔ケア組成物中で使用するのに適しているように、移動した活性成分の有効量をフィルムが含むまで、移動が起こり;そして
移動した口腔活性成分を含むフィルムをキャリアー内に導入することによって口腔ケア組成物を調製する、ここで、移動した活性成分を含むフィルムは、口腔ケア組成物の保存中、安定である
工程を含む、前記方法。
ホワイトニング剤が:過酸化物、亜塩素酸金属、PVP-過酸化水素複合体、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過硫酸塩、過リン酸塩、過ケイ酸塩、およびペルオキシ酸からなる群より選択される1以上の化合物を含む、請求項23記載の方法。
口腔ケア組成物と口腔表面を接触させることをさらに含む、請求項23記載の方法。
移動後、フィルム中の活性成分の量が、フィルム重量の約0.5%より多い、請求項23記載の方法。
移動後、フィルム中に存在する活性成分の量が、フィルム重量の約1%〜約5%である、請求項23記載の方法。
請求項(抜粋):
フィルムを作製する方法であって:
活性成分を含む媒体内にフィルムを導入し、ここでフィルムは活性成分を実質的に含まず;そして
活性成分の少なくとも一部を、媒体からフィルムに移動させる
工程を含む、前記方法。
IPC (6件):
C08J 7/02
, C08J 5/18
, C08J 9/40
, A61K 8/02
, A61Q 19/10
, A61Q 11/00
FI (6件):
C08J7/02 A
, C08J5/18
, C08J9/40
, A61K8/02
, A61Q19/10
, A61Q11/00
Fターム (110件):
4C083AA121
, 4C083AA122
, 4C083AB012
, 4C083AB032
, 4C083AB172
, 4C083AB242
, 4C083AB271
, 4C083AB411
, 4C083AB412
, 4C083AB442
, 4C083AB472
, 4C083AC122
, 4C083AC132
, 4C083AC302
, 4C083AC422
, 4C083AC472
, 4C083AC581
, 4C083AC641
, 4C083AC661
, 4C083AC691
, 4C083AC712
, 4C083AC782
, 4C083AC811
, 4C083AC851
, 4C083AC862
, 4C083AC932
, 4C083AD011
, 4C083AD021
, 4C083AD041
, 4C083AD042
, 4C083AD071
, 4C083AD091
, 4C083AD111
, 4C083AD151
, 4C083AD212
, 4C083AD242
, 4C083AD261
, 4C083AD262
, 4C083AD271
, 4C083AD272
, 4C083AD352
, 4C083AD411
, 4C083AD471
, 4C083AD531
, 4C083AD532
, 4C083AD611
, 4C083BB01
, 4C083BB21
, 4C083BB41
, 4C083BB44
, 4C083BB46
, 4C083BB47
, 4C083BB48
, 4C083BB51
, 4C083BB55
, 4C083CC01
, 4C083CC03
, 4C083CC17
, 4C083CC19
, 4C083CC23
, 4C083CC41
, 4C083DD12
, 4C083EE35
, 4F071AA09
, 4F071AA22
, 4F071AA29
, 4F071AA33
, 4F071AA37
, 4F071AA39
, 4F071AA51
, 4F071AA67
, 4F071AA69
, 4F071AB01
, 4F071AB17
, 4F071AC01
, 4F071AE08
, 4F071AF53
, 4F071AH19
, 4F071BC01
, 4F073AA32
, 4F073BA03
, 4F073BA18
, 4F073BA19
, 4F073BA27
, 4F073BA33
, 4F073BA34
, 4F073BA42
, 4F073BA52
, 4F073BB01
, 4F073BB04
, 4F073EA11
, 4F073EA52
, 4F074AA02
, 4F074AA15
, 4F074AA32
, 4F074AA42
, 4F074AA48
, 4F074AA53
, 4F074AA56
, 4F074AA76
, 4F074AA90
, 4F074AC17
, 4F074AC32
, 4F074CE15
, 4F074CE73
, 4F074CE97
, 4F074CE98
, 4F074DA24
, 4F074DA53
, 4F074DA59
引用特許:
出願人引用 (5件)
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歯の美白用セット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-388942
出願人:ライオン株式会社
-
同時の歯の再ポジショニングおよび物質送達
公報種別:公表公報
出願番号:特願2002-528140
出願人:アラインテクノロジー,インコーポレイテッド
-
歯白色化製品
公報種別:公表公報
出願番号:特願2007-507298
出願人:ザプロクターアンドギャンブルカンパニー
-
化粧料
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-435648
出願人:株式会社マツモト交商, 日本原子力研究所
-
フィルム組成物
公報種別:公表公報
出願番号:特願2007-501364
出願人:ワーナー-ランバートカンパニーリミテッドライアビリティーカンパニー
全件表示
審査官引用 (5件)
-
歯の美白用セット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-388942
出願人:ライオン株式会社
-
同時の歯の再ポジショニングおよび物質送達
公報種別:公表公報
出願番号:特願2002-528140
出願人:アラインテクノロジー,インコーポレイテッド
-
歯白色化製品
公報種別:公表公報
出願番号:特願2007-507298
出願人:ザプロクターアンドギャンブルカンパニー
-
化粧料
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-435648
出願人:株式会社マツモト交商, 日本原子力研究所
-
フィルム組成物
公報種別:公表公報
出願番号:特願2007-501364
出願人:ワーナー-ランバートカンパニーリミテッドライアビリティーカンパニー
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