特許
J-GLOBAL ID:200903001448375074

車輌用駆動力制御装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-229838
公開番号(公開出願番号):特開平6-207660
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】自動車の有段式自動変速機構において、変速ショックを低減させる。【構成】エンジン回転数Neとタービン回転数Ntとから有段式自動変速機構の入力トルクTtを求める入力トルク演算部131と、入力トルクTtの変化に応じて有段式自動変速機構の実際の機械的な変速開始時期を認識する変速開始認識部134と、変速開始が認識されると変速中のライン圧補正量ΔPLを算出するライン圧補正量算出部142と、標準ライン圧PLを算出する標準ライン圧算出部143と、標準ライン圧PLにライン圧補正量ΔPLを加算して、この値を有段式自動変速機構の油圧回路の油圧制御バルブ52に出力するライン圧算出部144とを備える。【効果】有段式自動変速機構の実際の機械的な変速開始を早く且つ的確に認識して、変速ショック低減制御を実行するので、変速ショックを低減できる。
請求項(抜粋):
エンジンの出力軸に接続されているトルクコンバータと、該トルクコンバータの出力軸に接続されている有段式自動変速機構と、該有段式自動変速機構を動作させる油圧回路とを有する車両の自動変速装置を制御すると共に、前記有段式変速機構の出力軸に接続されている駆動軸の駆動軸トルクを変えることができる駆動軸トルク操作手段に対して、その操作量を出力して前記駆動軸トルクを制御する車両用駆動力制御装置において、前記有段式自動変速機構の変速位置を示す変速信号を出力する変速信号出力手段と、前記有段式自動変速機構の入力トルク,該有段式自動変速機構の出力トルク,前記エンジンの出力軸のエンジン回転数の変化率,前記トルクコンバータの出力軸のトルクコンバータ出力軸回転数の変化率,前記有段式自動変速機構の出力軸の回転数の変化率,前記車両の加速度,前記油圧回路内の油ライン圧のうち、少なくとも一つの値を把握する変速開始認識用パラメータ把握手段と、前記変速信号出力手段から出力された前記変速信号が変化したことを条件として、前記変速開始認識用パラメータ把握手段により把握された値の変化に応じて、前記有段式自動変速機構の実際の機械的な変速開始時期を認識する変速開始認識手段と、変速中における前記駆動軸のトルクの変化量が小さくなるような、前記有段式自動変速機構の変速中における変速中操作量を算出し、認識された前記変速開始時期から前記変速中操作量を前記駆動軸トルク操作手段に出力する変速中操作量算出手段とを備えていることを特徴とする車輌用駆動力制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/00 ,  F16H 61/08 ,  F16H 59:36 ,  F16H 59:40
引用特許:
審査官引用 (7件)
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