特許
J-GLOBAL ID:200903001492819931

メチル基又はメチレン基を有する芳香族化合物の酸化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-353397
公開番号(公開出願番号):特開平11-180913
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 温和な条件下、メチル基又はメチレン基を有する芳香族性化合物を効率よく酸化して、基質に対応する酸化物を得る。【解決手段】 式(1)で表されるイミド化合物(N-ヒドロキシフタルイミドなど)と、周期表2A族,遷移金属(周期表3A族〜7A族,8族,1B族および2B族),及び周期表3B族からなる群から選択された元素を含む助触媒とで構成された酸化触媒系、及びカルボン酸類又はその塩及びアルデヒド類より選ばれた少なくとも1つの反応促進剤の存在下、メチル基又はメチレン基を有する芳香族性化合物を酸素酸化し、酸化物(ケトン類,アルコール類,アルデヒド類、カルボン酸など)を得る。【化1】(式中、R1 及びR2 は、水素原子、ハロゲン原子などの置換基を示し、R1 及びR2 は互いに結合して二重結合、芳香族性又は非芳香族性の5〜12員環を形成してもよい。XはO又はOHを示し、n=1〜3)
請求項(抜粋):
下記式(1)【化1】(式中、R1 及びR2 は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シクロアルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル基を示し、R1 及びR2 は互いに結合して二重結合、または芳香族性又は非芳香族性の環を形成してもよい。Xは酸素原子又はヒドロキシル基を示し、nは1〜3の整数を示す)で表されるイミド化合物と、周期表2A族,遷移金属,および周期表3B族からなる群から選択された元素を含む助触媒とで構成される酸化触媒系の存在下、芳香族性環にメチル基及びメチレン基より選ばれた少なくとも1つの基を有する芳香族性化合物と酸素とを接触させる酸化方法であって、反応系に、アルデヒド類及びカルボン酸又はその塩より選ばれた少なくとも1つの反応促進剤を共存させる酸化方法。
IPC (13件):
C07C 27/12 340 ,  B01J 31/04 ,  B01J 31/22 ,  C07C 29/50 ,  C07C 33/20 ,  C07C 33/22 ,  C07C 45/36 ,  C07C 47/54 ,  C07C 49/76 ,  C07C 49/78 ,  C07C 51/265 ,  C07C 63/06 ,  C07B 61/00 300
FI (13件):
C07C 27/12 340 ,  B01J 31/04 Z ,  B01J 31/22 Z ,  C07C 29/50 ,  C07C 33/20 ,  C07C 33/22 ,  C07C 45/36 ,  C07C 47/54 ,  C07C 49/76 B ,  C07C 49/78 ,  C07C 51/265 ,  C07C 63/06 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 酸化触媒およびそれを用いた酸化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-201434   出願人:ダイセル化学工業株式会社, 石井康敬
  • 特公昭36-014913
  • 特公昭40-017376
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審査官引用 (13件)
  • 酸化触媒およびそれを用いた酸化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-201434   出願人:ダイセル化学工業株式会社, 石井康敬
  • 特公昭36-014913
  • 特公昭40-017376
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