特許
J-GLOBAL ID:200903001513821494

耐クリープ特性に優れたTiAl基金属間化合物とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-088157
公開番号(公開出願番号):特開平8-283890
出願日: 1995年04月13日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 本発明はTiAl基金属間化合物において常温における延性と高温における強度及びクリープ強度に優れた合金を提供することを目的とする。【構成】 原子%でAl42%から50%、Nb,Ta,Vのうち少なくとも1種を原子%で3%以上10%以下、残部がTiを基本とする化学組成を有するTiAl基金属間化合物において、α相とγ相中にNb,Ta,Vのうち少なくとも1種の元素を1原子%以上、10原子%以下の量を固溶させ、等軸粒組織と層状組織を強化したTiAl基金属間化合物。溶解・鋳造後、各相中の固溶量を調整するために、α相、β相、γ相のうち二相または三相が共存する温度領域に保持する熱処理を行った後、α→α2 変態点以下、800°C以上の温度に毎秒10°C以下の速度で冷却し、1時間以上保持した後徐冷するTiAl基金属間化合物の製造方法。【効果】 高温における強度とクリープ強度に優れており、常温から高温域まで機械部品材料として信頼性の高い材料を提供することができる。
請求項(抜粋):
原子%でAl42%から50%、Nb,Ta,Vのうち少なくとも1種を原子%で3%以上10%以下、残部がTiを基本とする化学組成を有するTiAl基金属間化合物において、α相とγ相中にNb,Ta,Vのうち少なくとも1種の元素を1原子%以上、10原子%以下の量を固溶させ、等軸粒組織と層状組織を強化したことを特徴とする、常温における延性と高温における強度および耐クリープ特性に優れたTiAl基金属間化合物。
IPC (5件):
C22C 14/00 ,  C22C 21/00 ,  C22C 30/00 ,  C22F 1/04 ,  C22F 1/18
FI (5件):
C22C 14/00 Z ,  C22C 21/00 N ,  C22C 30/00 ,  C22F 1/04 A ,  C22F 1/18 H
引用特許:
審査官引用 (2件)

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