特許
J-GLOBAL ID:200903001563432995

内燃機関の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-034961
公開番号(公開出願番号):特開2003-239742
出願日: 2002年02月13日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】内燃機関の運転状態が変化して冷却損失熱量が変化しても、内燃機関の冷却水温度を目標冷却水温度に応答性よく制御することのできる内燃機関の冷却装置を提供する。【解決手段】電子制御装置(ECU)35は、エンジン本体12から冷却水に奪われる熱量である冷却損失熱量を、エンジン11の運転状態に基づき算出する。また、エンジン出口水温(冷却水温度)を目標エンジン出口水温(目標冷却水温度)にするための冷却水のラジエータ22での要求通過量(要求ラジエータ流量)を、冷却損失熱量、目標エンジン出口水温、及びラジエータ出口水温に基づき算出する。さらに、要求ラジエータ流量に基づき流量制御弁26の開度を制御する。この制御により流量制御弁26の開度が変化し、ラジエータ22を通過する冷却水の流量が調整され、エンジン出口水温が目標エンジン出口水温に収束する。
請求項(抜粋):
内燃機関の冷却水循環経路に設けられたラジエータと、前記ラジエータを通過する冷却水の流量を調整するアクチュエータとを備え、前記内燃機関の冷却水温度が目標冷却水温度となるように前記アクチュエータを制御するようにした内燃機関の冷却装置において、前記内燃機関から冷却水に奪われる熱量である冷却損失熱量を前記内燃機関の運転状態に基づき算出するとともに、前記冷却水温度を前記目標冷却水温度にするための前記ラジエータでの冷却水要求通過量を要求ラジエータ流量とし、この要求ラジエータ流量を、前記冷却損失熱量、前記目標冷却水温度、及び前記ラジエータ通過後の冷却水の温度に基づき算出する算出手段と、前記算出手段による前記要求ラジエータ流量に基づき前記アクチュエータを制御する制御手段とを備えることを特徴とする内燃機関の冷却装置。
IPC (3件):
F01P 7/16 501 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 314
FI (3件):
F01P 7/16 501 ,  F02D 45/00 312 Q ,  F02D 45/00 314 Q
Fターム (8件):
3G084BA26 ,  3G084DA05 ,  3G084EB12 ,  3G084FA02 ,  3G084FA05 ,  3G084FA18 ,  3G084FA20 ,  3G084FA33
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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