特許
J-GLOBAL ID:200903001619508906

時系列データ判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西浦 ▲嗣▼晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-264758
公開番号(公開出願番号):特開2006-079479
出願日: 2004年09月10日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
【課題】従来よりも判定精度を高めることができる時系列データ判定方法を提供する。【解決手段】 学習用時系列データから作成した多層ネットワークモデルと、テスト時系列データから作成した多層ネットワークモデルとの類似度を計算して、テスト時系列データが1以上のカテゴリに属するか否かを判定する。それぞれの層における多層ネットワークモデルは、特徴ベクトルの要素とこれに対応する固有共起行列とを掛け合わせて作成する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
複数種類のイベントを含んで構成される時系列データが所定の1以上のカテゴリに属するものであるか否かを判定する時系列データ判定方法であって、 予め学習用の複数の時系列データをそれぞれ予め定めたデータ長さのウィンドウで切り出して複数のウィンドウ・データを取り出すウィンドウ・データ取出ステップと、 前記ウィンドウ・データから前記データ長よりも短いデータ長を有する複数のスコープ・データを時間的なずれを持って順次抽出するスコープ・データ抽出ステップと、 前記複数のウィンドウ・データを複数の前記スコープ・データに基づいて前記ウィンドウ・データに含まれる前記複数種類のイベント相互間の時系列で見た関連性の強さを示す複数の共起行列に変換する共起行列変換ステップと、 前記複数の共起行列を入力として統計的特徴抽出方法により特徴ベクトルを求めるための基礎となる固有共起行列群を決定する固有共起行列群決定ステップと、 前記1以上のカテゴリを含む1以上のプロファイル学習用時系列データに対して前記ウィンドウ・データ取出ステップ、前記スコープ・データ抽出ステップ及び前記共起行列変換ステップと同様のステップをそれぞれ実施して、前記1以上のプロファイル学習用時系列データを1以上のプロファイル用共起行列に変換するプロファイル用共起行列変換ステップと、 前記1以上のプロファイル用共起行列と前記固有共起行列群とに基づいて前記1以上のプロファイル学習用時系列データについての1以上の判定用特徴ベクトルを抽出する判定用特徴ベクトル抽出ステップと、 テストの対象となるテスト時系列データに対して前記ウィンドウ・データ取出ステップ、前記スコープ・データ抽出ステップ及び前記共起行列変換ステップと同様のステップを実施して、前記テスト時系列データをテスト用共起行列に変換するテスト用共起行列変換ステップと、 前記テスト用共起行列と前記固有共起行列群とに基づいて前記テスト用時系列データについてのテスト用特徴ベクトルを抽出するテスト用特徴ベクトル抽出ステップと、 前記判定用特徴ベクトルと前記固有共起行列群を構成する複数の固有共起行列との掛け算に基づいて、前記複数の固有共起行列の次元を小さくした複数の判定用近似共起行列を取得する判定用近似共起行列取得ステップと、 前記複数の判定用近似共起行列からイベント抽出を行って判定用多層ネットワークモデルを生成する判定用多層ネットワークモデル生成ステップと、 前記テスト用特徴ベクトルと前記固有共起行列群を構成する複数の固有共起行列とを掛け算することにより、前記複数の固有共起行列の次元を小さくした複数のテスト用近似共起行列を取得するテスト用近似共起行列取得ステップと、 前記複数のテスト用近似共起行列からイベント抽出を行ってテスト用多層ネットワークモデルを生成するテスト用多層ネットワークモデル生成ステップと、 前記判定用多層ネットワークモデルと前記テスト用多層ネットワークモデルとに基づいて、前記テスト時系列データが前記1以上のカテゴリに属するか否かを判定する判定ステップとからなる時系列データ判定方法。
IPC (1件):
G06F 21/20
FI (1件):
G06F15/00 330A
Fターム (2件):
5B085AC11 ,  5B085AE00
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Eigen Co-occurrence Matrix Method for Masquerade Detection

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