特許
J-GLOBAL ID:200903001671879599

内燃機関始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-273605
公開番号(公開出願番号):特開2000-104650
出願日: 1998年09月28日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】過大な電動機を用いることなく内燃機関を始動させることができる内燃機関始動装置を提供する。【解決手段】機関のクランク軸に取り付けた磁石回転子102と、電機子鉄心104の歯部P1 〜P24にそれぞれ電機子コイルW1 〜W24を巻回して電機子コイルを3相結線した固定子103とを備えたブラシレス直流電動機を始動用電動機として用いる。磁石回転子の各磁極の中心位置が固定子の各歯部の磁極部の中心位置に一致する位置を基準励磁相切替位置とし、機関の始動時の瞬時回転数の上昇に伴って電動機が最大トルクを発生する回転数を高くしていくように、電機子コイルの励磁相を切り替える位置の基準励磁相切替位置に対する制御進み角を、内燃機関の始動時の瞬時回転数に応じて変化させる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸を電動機により駆動して該内燃機関を始動させる内燃機関始動装置において、前記電動機は、多極の磁石界磁を有して前記内燃機関のクランク軸に直接または減速機を介して結合される磁石回転子と、周方向に並ぶ多数の歯部を有する電機子鉄心と該電機子鉄心の歯部に巻回されてn相回路(nは2以上の整数)を構成するように結線されたコイル群からなるn相の電機子コイルとを有して前記電機子鉄心の歯部の先端に形成された磁極部が前記磁石回転子の磁石界磁に対向させられる固定子と、n相ブリッジ接続された2n個のオンオフ制御が可能なスイッチ素子からなるスイッチ回路を備えたインバータ回路と、前記各相の電機子コイルが巻回されている電機子鉄心の歯部の先端の磁極部の中心位置と前記磁石界磁の各磁極の中心位置との間の位置関係が予め設定された関係になる位置を各相の基準励磁相切替位置として検出して、該基準励磁相切替位置でレベルが変化する矩形波状の信号を各相の位置検出信号として発生する位置検出装置と、前記内燃機関を始動させる方向に前記磁石回転子を回転せるために必要な極性の駆動電流を直流電源から前記インバータ回路の所定のスイッチ素子を通して前記電機子コイルに流すべく前記各相の位置検出信号により検出される基準励磁相切替位置に対して所定の制御進み角を有する励磁相切替位置で前記インバータ回路の所定のスイッチ素子に駆動信号を与えるスイッチ制御装置とを備えたブラシレス直流電動機からなり、前記スイッチ制御装置は、前記内燃機関の始動時の瞬時回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段により検出される前記内燃機関の瞬時回転数の上昇に伴って前記電動機が最大トルクを発生する回転数を高くしていくように、前記内燃機関の始動時の瞬時回転数に応じて前記制御進み角を変化させる制御進み角制御手段とを備えていることを特徴とする内燃機関始動装置。
IPC (4件):
F02N 11/08 ,  F02N 11/00 ,  H02K 21/22 ,  H02K 29/00
FI (4件):
F02N 11/08 V ,  F02N 11/00 U ,  H02K 21/22 M ,  H02K 29/00 Z
Fターム (14件):
5H019BB01 ,  5H019BB05 ,  5H019CC04 ,  5H019CC09 ,  5H019DD01 ,  5H019EE01 ,  5H019EE14 ,  5H019FF01 ,  5H621BB10 ,  5H621GA01 ,  5H621GA04 ,  5H621HH01 ,  5H621JK14 ,  5H621JK15
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る