特許
J-GLOBAL ID:200903001718308030

学習型認識判断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-153742
公開番号(公開出願番号):特開平9-006744
出願日: 1995年06月21日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 カテゴリ群の境界に位置するパターンの認識率の向上と高速学習および効率的な追加学習が行える学習型認識判断装置を提供することを目的とする。【構成】 入力パターンを複数のカテゴリ群に分類し、それらに対する帰属度を算出する大分類部と、各カテゴリ群内での類似度を算出する複数の細分類部からなる学習型認識判断装置において、荷重変更量制御部5、第2の群選択部7により選択された群帰属度に応じて、それらに対応する細分類部3の荷重変更量を制御しながら、各細分類部3が協調的に学習する。
請求項(抜粋):
類似パターンの集合から成るカテゴリ群を代表する複数個の群参照用パターン信号が記憶されている群辞書と、前記の群参照用パターン信号を用いて入力パターン信号が各カテゴリ群に属する度合である群帰属度を計算するファジィ大分類部と、前記の入力パターン信号がカテゴリ群内に含まれる各カテゴリに類似する度合である群内類似度を計算する類似度算出部と後述する第2の群選択部の出力に応じて後述する類似度算出部の伝達量変更部のビットシフト量を制御する荷重変更量制御部とからなる複数個の細分類部と、前記の群帰属度から少なくとも1つのカテゴリ群を選択する第1の群選択部と、前記の細分類部で得られた群内類似度を前記選択された群帰属度により重み付けする識別信号荷重部と、識別信号荷重部の出力から入力パターン信号の識別を行なうカテゴリ識別部と、前記の細分類部の学習に必要な教師信号を発生する第1の教師信号発生部と、各細分類部に属するカテゴリ情報を記憶したカテゴリ情報記憶部と、カテゴリ情報により入力パターンのカテゴリが存在する細分類部の中で群帰属度の大きい方から少なくとも1つの群帰属度を選択する第2の群選択部と、前記の識別結果と第1の教師信号発生部から出力される入力パターンのカテゴリとの比較結果に応じて前記細分類部の学習を制御する学習制御部とを備えた学習型認識判断装置において、前記類似度算出部は、複数の階層からなり、最下層を複数の第3の単位認識ユニット、最下層の前層を複数の第2の単位認識ユニット、それ以外の層を複数の第1の単位認識ユニットにより構成し、第1の単位認識ユニットは、信号入力部と、入力信号の出力に応じて量子化を行なう量子化器と、前記入力信号の量子化結果から量子化区間に隣接する量子化区間を選択する隣接区間選択部と、前記入力信号の属する量子化区間ならびに、量子化区間に隣接する量子化区間に対する荷重値を記憶する荷重テーブルと、単一又は複数の経路入力端子を有する経路入力部と、単一又は複数の経路出力端子を有する経路出力部と、量子化結果に応じて経路にかける荷重の設定位置を変えることで前記経路入力部の経路入力端子と前記経路出力部の経路出力端子との連結強度を変化させる経路荷重部とを有し、第2の単位認識ユニットは、信号入力部と、前記入力信号の出力に応じて量子化を行う量子化器と、単一又は複数の経路入力端子を有する経路入力部と、単一又は複数の経路出力端子を有する経路出力部と、経路入力部の経路入力端子に伝達された値をnビットシフトする伝達量変更部と、伝達量変更部の出力に応じて経路入力端子と前記量子化器の出力値が指し示す経路出力部の経路出力端子との連結強度を増加する学習器とを有し、第3の単位認識ユニットは、複数の経路入力端子からの入力信号を加算する加算器と、加算器の出力信号をしきい値処理するしきい値処理部とを有する学習型認識判断装置。
IPC (2件):
G06F 15/18 560 ,  G06F 15/18 520
FI (2件):
G06F 15/18 560 A ,  G06F 15/18 520 P
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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