特許
J-GLOBAL ID:200903001744668834
電子制御装置,メモリ書換装置及び電子制御装置のメモリ書換システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-254592
公開番号(公開出願番号):特開平10-105468
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 電子制御装置に内蔵される制御プログラムや制御データが、その電子制御装置に不適合なものに書き換えられてしまうことを防止する。【解決手段】 エンジン制御用のプログラムがフラッシュROMに格納された電子制御装置において、書換指令を受けると外部装置からの識別コード(以下、ID)を受信し(S100:YES,S120)、その受信したIDと自己の内蔵IDとが一致している場合にのみ(S130:YES)、外部装置から送信されて来る書換制御プログラムを揮発性RAMに転送して実行することで(S150,S160)、フラッシュROM内のプログラムを外部装置から送信されて来る新たなプログラムに書き換える(S300)。この電子制御装置によれば、制御用のプログラムが不適合なものに書き換えられず、しかも、書換制御プログラムが常時内蔵されないため、CPUが暴走しても制御用のプログラムが変化しない。
請求項(抜粋):
通常時には、電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性メモリに格納されたデータにより構成される制御プログラム及び制御データに従って所定の制御対象を制御し、外部からの書き換え指令を受けた場合には、前記不揮発性メモリ内のデータを外部装置から送信されて来る新たなデータに書き換えるための書換処理を行う電子制御装置において、当該電子制御装置は、前記外部装置から送信されて来る書換制御プログラムを、揮発性のメモリ領域に転送して起動することにより、前記書換処理を行うように構成されていると共に、当該電子制御装置の識別情報を予め記憶する識別情報記憶手段と、前記書き換え指令を受けると、前記外部装置から前記書換制御プログラムが送信されて来る前に、前記外部装置との間で通信を行うことにより、前記外部装置側にて前記新たなデータと対応して予め記憶された情報であって当該新たなデータに適合する装置を示す識別情報と、前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報とが一致しているか否かを判定する判定手段と、該判定手段により前記両識別情報が一致していると判定された場合にのみ、前記書換制御プログラムの前記メモリ領域への転送を許可する転送許可手段と、を備えていることを特徴とする電子制御装置。
IPC (2件):
G06F 12/14 310
, G06F 9/06 540
FI (2件):
G06F 12/14 310 F
, G06F 9/06 540 L
引用特許:
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