特許
J-GLOBAL ID:200903001768204243

建設機械の領域制限掘削制御の掘削領域設定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-207023
公開番号(公開出願番号):特開平9-053253
出願日: 1995年08月14日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】建設機械の掘削領域設定装置において、車体の移動により車体高さが変化しても掘削領域の設定が変化せずかつ車体の製作公差、センサの精度、取り付け公差などの誤差の影響が少なく、設定した掘削領域との差を少なく掘削できるようにする。【解決手段】油圧ショベル本体の外部に水平な方向に外部基準80を設置し、操作器7を用いて外部基準から掘削領域の境界までの深さhrを設定する。次に、フロント装置1Aを動かしてフロント基準70が外部基準と位置が一致した時に外部基準設定スイッチ71を押すと、制御ユニット9は車体中心Oから外部基準までの高さhfを演算し、この高さhfを補正値として、深さhrから車体中心Oに対する掘削領域の境界面の深さhsを演算し、この深さhsにより車体1Bを基準とした掘削領域を設定する。
請求項(抜粋):
多関節型のフロント装置を構成する上下方向に回動可能な複数のフロント部材と、前記フロント装置を支持する車体とを備え、前記複数のフロント部材をそれぞれ駆動制御してフロント部材の動作範囲を制限制御する建設機械の領域制限掘削制御の掘削領域設定装置において、(a)前記建設機械の外部に設置され、掘削領域に対する基準位置となる外部基準を与える外部基準部材と;(b)前記フロント装置に備えられ、前記外部基準に前記フロント装置を合わせる目標となるフロント基準を与えるフロント基準部材と;(c)前記フロント装置の位置と姿勢に関する状態量を検出する検出手段と;(d)前記検出手段の信号に基づき前記フロント装置の位置と姿勢を演算する第1演算手段と;(e)前記外部基準と掘削領域の位置関係を設定する第1設定手段と;(f)前記フロント基準が前記外部基準と一致したときに操作される外部基準設定スイッチと;(g)前記外部基準設定スイッチが操作されたときの前記第1演算手段で演算した前記フロント装置の位置と姿勢の情報に基づき前記車体と前記外部基準との位置関係を演算し、この車体と外部基準との位置関係と前記第1設定手段で設定した外部基準と掘削領域の位置関係とから前記車体と掘削領域との位置関係を演算する第2演算手段と;(h)前記第2演算手段で演算した前記車体と掘削領域との位置関係から前記車体を基準とした掘削領域を設定する第2設定手段と;を備えることを特徴とする建設機械の領域制限掘削制御の掘削領域設定装置。
IPC (5件):
E02F 3/43 ,  E02F 9/22 ,  E02F 9/26 ,  G01C 5/00 ,  G01C 15/00
FI (5件):
E02F 3/43 B ,  E02F 9/22 E ,  E02F 9/26 B ,  G01C 5/00 N ,  G01C 15/00 L
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • バックホウ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-297511   出願人:株式会社クボタ
審査官引用 (1件)
  • バックホウ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-297511   出願人:株式会社クボタ

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