特許
J-GLOBAL ID:200903001790117796
車輪滑り制御システム用検出及び補正パラメータ変化方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-124652
公開番号(公開出願番号):特開平10-315951
出願日: 1998年05月07日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 旅客輸送鉄道車両の台車の車輪/車軸結合体に掛けられるダイナミック又は摩擦ブレーキのいずれの組み合わせに対しても、結合/非結合作動モードの両方に最適化された検出/補正パラメータを車輪滑り制御システムが使用できるようにする方法を提供する。【解決手段】 該システムは、車輪/車軸結合体が結合作動モード/非結合作動モードのいずれで作動するかに基づいて、該システムが使用する検出/補正パラメータを変化させる方法を用いており、また、検出/補正論理を特徴とするプログラミングコードを実行する。本方法は、各モード用に最適化されて結合/非結合検出パラメータと呼ばれる検出パラメータと、各モード用に最適化されて結合/非結合補正パラメータと呼ばれる補正パラメータの両方を導き出す段階を含む。
請求項(抜粋):
鉄道車両の台車上の車輪/車軸結合体が、結合作動モード及び非結合作動モードの少なくとも一方で作動しているかどうかに基づいて、前記車輪/車軸結合体の滑りを制御する際に、検出論理及び補正論理を特徴とするプログラミングコードを実行する車輪滑り制御システムが使用する検出及び補正パラメータを変化させる方法であって、(a)前記結合モード及び前記非結合モードの両方に最適化された検出パラメータと、前記結合モード及び前記非結合モードの両方に最適化された補正パラメータとを導き出す段階と、(b)前記台車の前記車輪/車軸結合体に掛けられるダイナミックブレーキ量を監視する段階と、(c)前記ダイナミックブレーキ量が所定時間にわたって前記台車の前記車輪/車軸結合体のダイナミックブレーキにおける所定の作動ゾーンに入っているかどうかを決定する段階と、(d)前記ダイナミックブレーキ量が前記所定時間にわたって前記所定ゾーンに入っている場合、前記結合モード用の前記検出パラメータを前記車輪滑り制御システムの前記検出論理に与える段階と、(e)前記ダイナミックブレーキ量が前記所定時間にわたって前記所定ゾーンに入っていない場合、前記非結合モード用の前記検出パラメータを前記車輪滑り制御システムの前記検出論理に与える段階と、(f)前記ダイナミックブレーキ量が前記所定時間にわたって前記所定ゾーンに入っている場合、前記結合モード用の前記補正パラメータを前記車輪滑り制御システムの前記補正論理に与える段階と、(g)前記ダイナミックブレーキ量が前記所定時間にわたって前記所定ゾーンに入っていない場合、前記車輪滑り制御システムが非作動状態にある時に限って、前記非結合モード用の前記補正パラメータを前記車輪滑り制御システムの前記補正論理に与える段階とを含む車輪滑り制御システム用検出及び補正パラメータ変化方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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