特許
J-GLOBAL ID:200903001799140073

成形部の塗装後耐食性に優れた高強度自動車部材およびその熱間プレス方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松本 悦一 ,  椎名 彊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-119944
公開番号(公開出願番号):特開2007-291441
出願日: 2006年04月25日
公開日(公表日): 2007年11月08日
要約:
【課題】 本発明はAlめっき鋼板を使用して熱間プレス法により高強度自動車部品を製造する上で、極めて塗装後耐食性に優れた部品およびその製造方法を提供する。【解決手段】 質量%でC、Si、Mn、P、S量を規定し、かつその硬度(Hv)が400以上である鋼の表面にFeAl2、Fe2Al5、FeAl3、FeAl、Al固溶α-Feの1または2種以上から成る被覆層を有するめっき鋼板より成り、部品の最も板厚の厚い部位と最も板厚の薄い部位の差が全板厚の10%以上とし、片面当たり0.5g/m2以上の燐酸塩皮膜を鋼板と塗膜との界面に有することを特徴とする成形部の塗装後耐食性に優れた高強度自動車部材。またこのような鋼板を製造するための熱間プレス法として、プレス工程におけるプレス開始温度が600〜690°Cであることを特徴とする成形部の塗装後耐食性に優れた高強度自動車部材の熱間プレス方法により、合金化後のAlめっき層の化成処理性を向上せしめ、優れた塗装後耐食性を得る。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.05〜0.7%、Si:0.1〜1%、Mn:0.7〜2%、P:0.003〜0.1%、S:0.003〜0.1%を含有し、かつ、その硬度(Hv)が400以上である鋼の表面に、FeAl2、Fe2Al5、FeAl3、FeAl、Al固溶α-Feの1または2種以上から成る被覆層を有するめっき鋼板よりなり、部品の最も板厚の厚い部位と最も板厚の薄い部位の差が全板厚の10%以上とし、成形部には片面当たり0.5g/m2以上の燐酸塩皮膜を鋼板と塗膜との界面に有することを特徴とする成形部の塗装後耐食性に優れた高強度自動車部材。
IPC (5件):
C23C 28/00 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/60 ,  B21D 53/88 ,  B21D 22/20
FI (6件):
C23C28/00 C ,  C22C38/00 301T ,  C22C38/60 ,  B21D53/88 Z ,  B21D22/20 G ,  B21D22/20 H
Fターム (12件):
4K044AA02 ,  4K044AB10 ,  4K044BA10 ,  4K044BA17 ,  4K044BB03 ,  4K044BC02 ,  4K044BC04 ,  4K044CA02 ,  4K044CA11 ,  4K044CA12 ,  4K044CA16 ,  4K044CA53
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (7件)
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