特許
J-GLOBAL ID:200903001836754052

二軸式ガスタービン及びその冷却空気導入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-155582
公開番号(公開出願番号):特開2005-337082
出願日: 2004年05月26日
公開日(公表日): 2005年12月08日
要約:
【課題】二軸式ガスタービンにおいて、ガスタービン起動時に圧縮機後段部に生じる熱応力を減少させ起動時間を短縮する。【解決手段】圧縮機10及び高圧タービン21間に位置する圧縮機軸15及び中間軸40の外周側に設けたインナーケーシング47と、圧縮機軸15及び中間軸40とインナーケーシング47との間にそれぞれ介設されてキャビティ52を形成するシール49,50と、圧縮機10の最終段よりも下流側に位置するようにインナーケーシング47に設けた抽気孔53と、キャビティ52から径方向中心側に向かうように圧縮機軸15に設けた空気導入孔54と、圧縮機軸15及び中間軸40に設けた流路であって、その一方側が空気導入孔54よりも上流側に伸び、キャビティ52からの冷却空気の一部を上流側に導入し圧縮機10の最終段近傍にまで流通させる中心孔55とを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
空気を圧縮して圧縮空気を吐出する圧縮機と、 この圧縮機と同軸上に連結された高圧タービン及びこの高圧タービンと独立して回転可能な低圧タービンを有するタービンと、 前記圧縮機及び前記高圧タービン間の軸の外周側に設けたインナーケーシングと、 このインナーケーシングと前記軸との間に介設され、前記軸とインナーケーシングとの間にキャビティを形成する複数のシール手段と、 前記圧縮機の最終段よりも下流側に位置するように前記インナーケーシングに設けられ、前記圧縮機主流路と前記キャビティとを連通する抽気孔と、 前記キャビティから径方向中心側に向かうように前記軸に設けた空気導入孔と、 前記空気導入孔を介して導入される前記キャビティからの冷却空気を前記高圧タービンに導くように前記軸の回転中心に設けた流路であって、その一方側が前記空気導入孔よりも上流側に伸び、前記キャビティからの冷却空気の一部を上流側に導入し前記圧縮機の最終段近傍にまで流通させる中心孔と を備えたことを特徴とする二軸式ガスタービン。
IPC (3件):
F02C7/18 ,  F01D5/08 ,  F02C3/10
FI (3件):
F02C7/18 E ,  F01D5/08 ,  F02C3/10
Fターム (2件):
3G002AA10 ,  3G002AB01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-301627号公報
審査官引用 (4件)
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