特許
J-GLOBAL ID:200903001838698095

トルクリミッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-084317
公開番号(公開出願番号):特開平11-280783
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 内輪のまわりに所要の緊縛力をもって装着したコイルばねの一端のフックを外部部材の係合穴に係合すると共に、コイルばねの他端のフックを蓋の係合穴に係合し、内輪の回転によって上記コイルばねの緊縛力を制限して所定のトルクを発生させるようにしたトルクリミッタにおいて、その小型化をはかると共に、微妙なトルク調整ができるようにすることである。【解決手段】 上記コイルばね12を、いずれも内輪11に密着する内径をもったトルク発生用ばね12aとトルク調整用ばね12bとにより構成し、両方のばね12a,12bの内端相互を突き合わせた構成とした。
請求項(抜粋):
内輪と、その外径面に所要の緊縛力をもって装着されたコイルばねと、上記コイルばねの外側をカバーすると共に、上記内輪に相対回転可能に嵌合された外部部材と、上記外部部材と上記内輪との間に嵌着された蓋とから成り、上記コイルばねの両端に設けた各フックをそれぞれ上記外部部材の係合穴と、蓋の係合穴に係合せしめ、上記内輪と外部部材の相対回転により上記内輪と上記コイルばねとの間に所要のトルクを生じさせるようにしたトルクリミッタにおいて、上記コイルばねを上記内輪に所要の締め代をもって装着されるトルク発生用ばねとトルク調整用ばねとにより形成し、上記トルク調整用ばねを上記の蓋側に配置し、そのトルク調整用ばねの一端のフックを上記蓋の係合穴に係合せしめると共にトルク発生用ばねの一端のフックを上記外部部材の係合穴に係合せしめ、上記両方のばねの内端相互を突合わせ、上記トルク調整用ばねのねじり剛性を上記トルク発生用ばねのそれより小さく設定したことを特徴とするトルクリミッタ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • トルクリミツタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-186383   出願人:エヌテイエヌ株式会社
  • 特開昭59-175625
  • 特公昭44-019648

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