特許

J-GLOBAL ID：200903001859283588

セルロース誘導体、フィルム、及びその用途

発明者： 野副 寛
出願人/特許権者： 富士フイルム株式会社
代理人 (1件)： 特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-291550
公開番号（公開出願番号）：特開2009-114397
出願日： 2007年11月09日
公開日（公表日）： 2009年05月28日
要約：

【課題】レターデーション発現性が高く、しかもレターデーションの波長依存性が小さいセルロース誘導体フィルムを提供する。【解決手段】下記一般式(1)で表される重合単位を有し、且つ下記数式(I)及び(II)を満たすセルロース誘導体を含有することを特徴とするフィルムである。下記式中、R2、R3及びR6は、それぞれ独立に水素原子、脂肪族基又は脂肪族アシル基を表す。 (I) DSB≧DSC (II) 0≦DSA≦1.4式中、DSAは、上記単位中にR2、R3及びR6として存在する水素原子の数であり、DSBは、同単位中にR2、R3及びR6としてそれぞれ存在する脂肪族基の数であり、及びDSCは、同単位中にR2、R3及びR6としてそれぞれ存在する脂肪族アシル基の数であり、DSA+DSB+DSCは3である。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

下記一般式(1)で表される重合単位を有し、且つ下記数式(I)及び(II)を満たすセルロース誘導体を含有することを特徴とするフィルム。

IPC (3件)：

C08B 13/00 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/133

FI (4件)：

C08B13/00 ,  G02B5/30 ,  G02F1/13363 ,  G02F1/1335 510

Fターム (29件)：

2H049BA02 ,  2H049BA06 ,  2H049BA42 ,  2H049BB33 ,  2H049BB49 ,  2H049BC01 ,  2H049BC09 ,  2H049BC22 ,  2H091FA08X ,  2H091FA08Z ,  2H091FA11X ,  2H091FA11Z ,  2H091FB02 ,  2H091FB12 ,  2H091FB13 ,  2H091FC01 ,  2H091FC08 ,  2H091FC09 ,  2H091KA02 ,  2H091LA12 ,  2H091LA16 ,  4C090AA02 ,  4C090BA31 ,  4C090BB52 ,  4C090BC30 ,  4C090BD14 ,  4C090CA38 ,  4C090CA39 ,  4C090DA40

引用特許：

出願人引用 (4件)

• セルロースエステルフィルム、セルロースエステルフィルムの製造方法、位相差フィルム、光学補償シート、楕円偏光板及び表示装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-155395   出願人：コニカ株式会社
• 光学フィルム、偏光板、光学フィルムロ-ル、光学フィルムを用いた表示装置、光学フィルムの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-321156   出願人：コニカ株式会社
• セルロースエステルフィルム、セルロースエステルフィルムの製造方法、光学補償シート、偏光板、位相差板、電子ペーパ及び表示装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-176210   出願人：コニカミノルタホールディングス株式会社
• セルロースエーテルアセテート光学フィルム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-098295   出願人：ダイセル化学工業株式会社

審査官引用 (5件)

• 特開平4-033901
  
• セルロースエーテルエステル
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-290536   出願人：ダイセル化学工業株式会社
• セルロースエーテルアセテート光学フィルム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-098295   出願人：ダイセル化学工業株式会社
• 特開平4-096901
  
• 光学フィルム、偏光板、光学フィルムロ-ル、光学フィルムを用いた表示装置、光学フィルムの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-321156   出願人：コニカ株式会社