特許
J-GLOBAL ID:200903001952874804

有機性汚泥の処理方法および処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-249801
公開番号(公開出願番号):特開2007-061710
出願日: 2005年08月30日
公開日(公表日): 2007年03月15日
要約:
【課題】 汚泥消化液の脱水脱離液を廃水処理系に返流する場合に、この返流水中に生物難分解性物質等の汚染物質が残存することを抑制して、廃水処理系からの処理水の水質を良好に維持し、汚泥処理過程での生成物から有価物を回収するようにした有機性汚泥の処理方法および処理装置を提供することである。【解決手段】 有機性汚泥を消化槽6で消化処理して消化ガスと汚泥消化液を生成させ、汚泥消化液を脱水装置7で脱水し、脱離液を蒸発濃縮装置8aで濃縮分離した分離水と、高圧吸収塔15で消化ガス中の二酸化炭素を最終沈殿槽3からの処理水に溶解させた二酸化炭素溶解水とをアンモニア回収装置16で混合処理した後に、処理液を返流するようにしたのである。混合処理により、分離水から生物難分解性物質やアンモニアが除去されるため、処理水の水質を良好に維持でき、アンモニアと二酸化炭素を回収できる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
廃水処理系からの有機性汚泥を嫌気性消化処理して消化ガスと汚泥消化液を生成させ、この汚泥消化液を脱水して分離した脱離液を前記廃水処理系に返流するようにした有機性汚泥の処理方法において、前記脱離液に濃縮処理を施して濃縮物と分離水に分け、この分離水を返流するようにしたことを特徴とする有機性汚泥の処理方法。
IPC (5件):
C02F 11/04 ,  C02F 11/12 ,  C02F 11/00 ,  B01D 53/14 ,  C02F 1/04
FI (5件):
C02F11/04 A ,  C02F11/12 C ,  C02F11/00 Z ,  B01D53/14 C ,  C02F1/04 D
Fターム (21件):
4D020AA03 ,  4D020BA30 ,  4D020CA05 ,  4D020DB04 ,  4D034AA26 ,  4D034BA01 ,  4D034CA12 ,  4D059AA05 ,  4D059BA14 ,  4D059BA21 ,  4D059BA48 ,  4D059BD32 ,  4D059BE25 ,  4D059BE26 ,  4D059BE37 ,  4D059BE49 ,  4D059BF02 ,  4D059BK12 ,  4D059CA07 ,  4D059CA21 ,  4D059CA28
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 汚泥返流水の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-261404   出願人:ユニチカ株式会社
  • 特許第2976064号
審査官引用 (9件)
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