特許

J-GLOBAL ID：200903001958600471

耐遅れ破壊特性に優れた高強度ボルト用鋼

発明者： 石川 房男 ,  高橋 稔彦 ,  山崎 真吾 ,  蟹澤 英雄
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 秋沢 政光 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-277227
公開番号（公開出願番号）：特開平8-120408
出願日： 1994年10月18日
公開日（公表日）： 1996年05月14日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、引張強度140kgf/mm2 以上を有し、かつ耐遅れ破壊特性に優れた高強度ボルト用鋼を提供する。【構成】 C:0.20〜0.50%,Si:0.30超〜1.50%,Mn:0.10〜0.50%未満,P:0.020%以下,S:0.020%以下,Cr:1.50超〜3.50%,Mo:0.20〜0.50%,V:0.20超〜0.50%,Al:0.010〜0.050%,N:0.0080%未満を含有した鋼を基本組成とし、必要に応じてTi:0.020〜0.050%,Nb:0.020〜0.050%の1種または2種と、さらにまたB:0.0005%未満を含有する高強度ボルト用鋼。【効果】 引張強度が140kgf/mm2 を超えた鋼においても、遅れ破壊を抑制して構造物の高強度化が可能になり、継ぎ手効率の向上を図り得る。

請求項（抜粋）：

重量%で、C :0.20〜0.50%,Si:0.30超〜1.50%,Mn:0.10〜0.50%未満,P :0.020%以下,S :0.020%以下,Cr:1.50超〜3.50%,Mo:0.20〜0.50%,V :0.20超〜0.50%,Al:0.010〜0.050%,N :0.0080%未満を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れた高強度ボルト用鋼。

IPC (4件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/24 ,  C22C 38/28 ,  C22C 38/32

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 耐遅れ破壊特性の優れた機械構造用鋼の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-127801   出願人：新日本製鐵株式会社
• 高強度ボルト用鋼
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-341191   出願人：川崎製鉄株式会社
• 特開平1-096354
  
• 特開平3-173745