特許
J-GLOBAL ID:200903001967121560

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-113075
公開番号(公開出願番号):特開2002-248933
出願日: 2001年04月11日
公開日(公表日): 2002年09月03日
要約:
【要約】【課題】 省燃費を図りつつ、蒸発器に付着した異臭成分による不快感を乗員に対して与えてしまうことを抑制する。【解決手段】 エバ後温度TEが湿球温度Twet以下の間は、圧縮機231(エンジン110)が停止した時から経過時間Toが経過した後は、稼働要求時間Tsだけ圧縮機231を間欠的に稼働させ(間欠運転モード)、一方、エバ後温度TEが湿球温度Twetより大きいときには、間欠運転モードを停止する。これにより、蒸発器230の表面濡れ割合が低下する速度を小さくことができるので、蒸発器230の表面に付着していた異臭成分の多くが車室内に向けて飛散することを抑制できる。また、圧縮機231の停止後、経過所定時間To毎に間欠的に圧縮機231を稼働させるので、圧縮機231の稼働率が上昇することを抑制でき、ハイブリッド車やエコラン車の本来の目的である「省燃費」を達成することができる。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮する圧縮機(231)、及び車室内に吹き出す空気の通路を形成する空調ケーシング(210)内に配設されて冷媒を蒸発させることにより空気を冷却する蒸発器(230)を有する車両用空調装置であって、前記圧縮機(231)が停止した時から時間を計時する第1計時手段(125)と、前記圧縮機(231)が稼動した時から時間を計時する第2計時手段(S170)とを備え、前記圧縮機(231)が停止した後に前記第1計時手段(125)が計時した時間が第1所定時間となったときに、前記第2計時手段(S170)にて計時した時間が、前記第1所定時間より短い第2所定時間となるまで前記圧縮機(231)を稼動させることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 623 ,  B60H 1/32 ,  B60H 1/22 671
FI (6件):
B60H 1/32 623 B ,  B60H 1/32 623 C ,  B60H 1/32 623 D ,  B60H 1/32 623 M ,  B60H 1/32 623 Z ,  B60H 1/22 671
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭50-135745
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-007130   出願人:株式会社デンソー
  • 冷凍サイクル制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-230017   出願人:日本電装株式会社
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