特許
J-GLOBAL ID:200903002023252706

原子炉運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999001560
公開番号(公開出願番号):WO2000-058974
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月05日
要約:
【要約】本発明の目的は、炉水のpHをアルカリ側に調整しつつ水素を注入する制御を適切な時期に実施することにより、主蒸気系の線量率を増大させずに、BWRの原子炉構造材のSCCの発生及び進展を効果的に抑制でき、炉水の放射能を低減できる原子炉運転方法を提供することにある。上記目的を達成するための第1の発明では、炉水の室温pHを、1つの運転サイクルの起動運転の初期は8.5<pH≦9の範囲内に制御し、その後停止運転まで7<pH≦8.5の範囲内に制御すると共に、炉水の水素濃度を、前記運転サイクルを通して30〜100ppbの範囲内に制御する。
請求項(抜粋):
沸騰水型原子炉の炉水のpHをアルカリ側に制御し且つ該炉水中に水素を注入して前記原子炉を運転する原子炉運転方法において、 前記炉水の室温pHを、1つの運転サイクルの起動運転の初期は8.5<pH≦9の範囲内の相対的に高いレベルに制御し、その後停止運転まで7<pH≦8.5の範囲内の相対的に低いレベルに制御すると共に、 前記炉水の水素濃度を、前記運転サイクルを通して30〜100ppbの範囲内に制御することを特徴とする原子炉運転方法。
IPC (2件):
G21D 3/08 ,  G21D 1/00
FI (2件):
G21D 3/08 X ,  G21D 1/00 Y

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