特許
J-GLOBAL ID:200903002048373176

車両用駆動装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-150375
公開番号(公開出願番号):特開平9-009407
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 エンジンとモータジェネレータと変速機を有する車両用駆動装置において、減速時の挙動を安定させたまま、変速機を変速させて、モータジェネレータによる制動エネルギーの回収効率を向上させる車両用駆動装置の制御装置を提供する。【構成】 モータジェネレータ・変速機用電子制御装置21は、減速状態検出手段が車両の減速状態を検出した時に、モータジェネレータ2を発電させ、制動エネルギーを回収させるモータジェネレータ制御手段と、前記変速機3を、現在の変速段と現在の変速段よりも大きなギヤ比の変速段との中で、回収可能な制動エネルギーが最大となる最適変速段に変速させる変速制御手段を設ける。したがって、車両が減速状態と検出された時に、モータジェネレータ2を発電させることによって制動エネルギーを回収するとともに、現在の変速段と現在の変速段よりも大きいギヤ比の変速段との中で、回収可能なエネルギーの量が最大となる変速段に変速させるので、より効率よくエネルギーを回収することができる。
請求項(抜粋):
エンジンと、該エンジンの出力軸に連結され、動力を車輪に伝達すると共に複数の変速段を有する変速機と、前記エンジンの出力軸に連結され、発電により、前記車輪からの制動エネルギーを前記変速機を介して回収するモータジェネレータと、該モータジェネレータにより回収された制動エネルギーを電力として蓄電するバッテリと、車両の減速状態を検出する減速状態検出手段と、該減速状態検出手段からの出力信号により、前記変速機とモータジェネレータとを制御する制御手段とを備えてなる車両用駆動装置において、前記制御手段は、減速状態検出手段が車両の減速状態を検出した時に、前記モータジェネレータを発電させ、制動エネルギーを回収させるモータジェネレータ制御手段と、前記変速機を、現在の変速段と現在の変速段よりも大きなギヤ比の変速段との中で、回収可能な制動エネルギーが最大となる最適変速段に変速させる変速制御手段を有することを特徴とする車両用駆動装置の制御装置。
IPC (4件):
B60L 7/12 ,  B60K 41/06 ,  B60L 11/18 ,  B60T 8/34
FI (4件):
B60L 7/12 Q ,  B60K 41/06 ,  B60L 11/18 D ,  B60T 8/34
引用特許:
審査官引用 (5件)
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