特許
J-GLOBAL ID:200903002064553133

文字認識装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-165125
公開番号(公開出願番号):特開平9-016715
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 印字濃度の異なる多様な字形の文字を高精度に読み取る。【構成】 入力された多値画像を予め設定された閾値で2値化処理部20により2値化し、その2値化画像を文字切出し部30で1文字ごとに切出す。1文字分の文字画像に対して、文字認識部40で文字認識が行こなわれる。一方、1文字ごとに切り出された2値化文字画像における黒点数を黒点数計数部60で計数する。そして、文字認識の結果と黒点数の計数結果により、多値画像を2値化しなおす必要があるかどうかを再2値化判定部70で判定し、必要がある場合には、前述の閾値とは異なる閾値を閾値変更部80で設定し、その新たな閾値を用いて再2値化処理部90により再度多値画像を2値化する。
請求項(抜粋):
読取対象の多値画像を入力する画像入力手段と、前記多値画像を予め定められた第1の閾値で2値化して2値画像を得る2値化手段と、前記2値画像を、1文字ずつ切り出して文字画像を得る文字切出し手段と、前記文字画像の2値化の際の閾値に依存する特徴を示す値を特徴量として検出する特徴量検出手段と、前記文字画像を格納手段に予め登録された参照パターンと照合することにより文字認識を行う文字認識手段と、前記特徴量と前記文字認識で判定結果を与えた前記参照パターンに付加された前記特徴量の許容範囲とに基づいて、前記文字画像に対し、前記第1の閾値と異なる閾値で再度2値化すべきか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定に応じて、前記多値画像のうち少なくとも前記文字画像を含む領域を、前記第1の閾値と異なる第2の閾値を用いて再度2値化して2値画像を得る再2値化手段とを備えることを特徴とする文字認識装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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