特許
J-GLOBAL ID:200903002077031411

原子力プラント及びその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉岡 宏嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-048510
公開番号(公開出願番号):特開2001-235584
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2001年08月31日
要約:
【要約】【課題】 信頼性を向上することができる原子力プラントを提供する。【解決手段】 原子炉5の冷却材へ金属元素の水酸化物の溶解液または分散液を注入する金属水酸化物注入手段49、51、53を備えてなる原子力プラントとし、冷却材へ金属元素の水酸化物の溶解液または分散液を注入している。金属元素の水酸化物は、ゼラチン状の沈殿物として分離され、水溶液中でコロイド粒子となる。このコロイド粒子の表面には、水分子が吸着して水ジャケットを形成している。この水ジャケットにより、金属水酸化物粒子の粒径が大きくなることや結晶化が進むのを抑制する。したがって、金属水酸化物を注入する配管51やポンプ53などの流路の詰まりや、ポンプ53などの摺動部での摩耗の増大などが生じ難くなり、原子力プラントの信頼性を向上することができる。
請求項(抜粋):
軽水または重水からなる冷却材へ金属元素の水酸化物の溶解液または分散液を注入する金属水酸化物注入手段を備えてなる原子力プラント。
IPC (2件):
G21D 3/08 GDL ,  G21D 1/00
FI (2件):
G21D 3/08 GDL G ,  G21D 1/00 Y
引用特許:
審査官引用 (1件)

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