特許
J-GLOBAL ID:200903002092372853

測角装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289524
公開番号(公開出願番号):特開平7-140221
出願日: 1993年11月18日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 推定測角誤差の小さい到来波の測角装置を得ることを目的とする。【構成】 本発明の測角装置の信号処理装置は、相関行列算出手段の入力する受信信号チャネルの組合せを切替えることによってステアリングベクトルaj (θ)が互いに異なるように上記受波器を配置し、受信信号チャネルの組合せを切り替える毎に独立に求める方位評価関数Fj (θ)の平均または最小値または中央値で与えられる角度関数を求め、この角度関数のピークに対応する角度を到来波の入射角度とすることにより、方位評価関数のスプリアスを抑圧して、より正確に到来波の入射角度を推定することができる。
請求項(抜粋):
M個の受波器と、この受波器出力であるMチャネルの受信信号を複数のグループに分け各グループの受信信号について相関行列を算出する相関行列算出手段と、上記相関行列算出手段の出力行列の固有値と固有ベクトルを求め最小ないし最小に近い固有値に対応する固有ベクトルを抽出する固有値及び固有ベクトル算出手段と、上記相関行列算出手段のm番目入力に対応する受波器の角度θ方向に対する位相遅れや指向特性をm番目の要素とするベクトルをaj (θ)として、θ毎に上記固有値及び固有ベクトル算出手段が抽出した固有ベクトルと上記aj (θ)の内積を求めこの内積の逆数を方位評価関数Fj (θ)として出力する方位評価関数算出手段とを備え、上記相関行列算出手段の入力する受信信号チャネルの組み合わせを切り替えることによって上記aj (θ)が互いに異なるように上記受波器を配置し、受信信号チャネルの組み合わせを切り替える毎に独立に方位評価関数Fj (θ)を求め、の関係式で得られる関数G(θ)を求め、上記G(θ)のピークを捜索しこのピークに対応する角度を到来波の入射角度として出力するピーク検出手段を備えることを特徴とする測角装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 方向探知機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-205521   出願人:株式会社光電製作所

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