特許
J-GLOBAL ID:200903002106951509

車両用の覚醒度推定装置および覚醒度推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久米川 正光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-308086
公開番号(公開出願番号):特開2004-145508
出願日: 2002年10月23日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】ドライバの個人差に起因した覚醒度推定の誤判定を解消し、ドライバの覚醒の程度を一層正確に判断する。【解決手段】FFT信号処理部4は、時系列的に検出された車幅方向の変位量を周波数変換し各周波数成分パワーを算出する。周波成分量算出部5は、高周波成分量P’aveと低周波成分量P’slpとを算出する。補正係数算出部7は、高周波成分量P’aveに関する高周波パーセンタイル値α1と、低周波成分量P’slpに関する低周波パーセンタイル値α2とに基づいて、補正係数K2を算出する。評価値算出部8は、高周波成分量P’aveと低周波成分量P’slpとの比を補正係数K2で補正することによって、評価値Hを算出する。そして、判断部9は、評価値Hに基づいて、ドライバの覚醒度を判断する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
車両用の覚醒度推定装置において、 時系列的に検出された車幅方向における車両の変位量を周波数変換することにより、各周波数成分パワーを算出する信号処理部と、 前記信号処理部によって算出された周波数成分パワーの平均値を高周波成分量として算出するとともに、ドライバの覚醒度が低下した状態で顕在化するふらつき周波数を含む所定の周波数領域内における周波数成分パワーの最大値を低周波成分量として算出する周波成分量算出部と、 前記高周波成分量のヒストグラムにおいて、周波数成分パワーの低い方からカウントしていった出現頻度の和が総和に占める割合が所定の割合になる高周波パーセンタイル値を算出し、前記低周波成分量のヒストグラムにおいて、周波数成分パワーの低い方からカウントしていった出現頻度の和が総和に占める割合が所定の割合になる低周波パーセンタイル値を算出し、前記高周波パーセンタイル値と前記低周波パーセンタイル値とに基づいて、補正係数を算出する補正係数算出部と、 前記高周波成分量と前記低周波成分量との比を前記補正係数で補正することによって、評価値を算出する評価値算出部と、 前記評価値に基づいて、ドライバの覚醒度を判断する判断部と を有することを特徴とする車両用の覚醒度推定装置。
IPC (1件):
G08G1/16
FI (1件):
G08G1/16 F
Fターム (4件):
5H180AA01 ,  5H180CC04 ,  5H180LL07 ,  5H180LL20
引用特許:
審査官引用 (1件)

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