特許
J-GLOBAL ID:200903002110340956

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-266368
公開番号(公開出願番号):特開2008-082672
出願日: 2006年09月29日
公開日(公表日): 2008年04月10日
要約:
【課題】適度な耐圧剛性を持ちつつ、加わる熱応力による変形に追従できる柔軟性を持ったサイドプレート4を備えた熱交換器を提供する。【解決手段】サイドプレート4の底面部41と側壁部42との間の曲げ曲面部44にスリット45を複数設けるとともに、スリット45が幅方向で位置が重ならないように長手方向において千鳥状に配置している。 これは、剛性を保つための側壁部42はそのまま残しつつ、その側壁部42と底面部41とをつなぐ曲面部44にスリット45を複数設けて加わる熱応力を緩和するようにしている。さらに、幅方向で位置が重ならないように長手方向において千鳥状に配置することにより、加わる熱応力に対して極端に剛性の低い部分ができず、側壁部42だけでなく底面部41にも分散させることができるため、従来品に比べてチューブ積層方向の曲がりに対して強い構造となる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
熱交換用流体の流通方向と交差する方向に延びる複数本のチューブ(31)を有するコア部(3)と、 前記コア部(3)の両端部に配置され、前記チューブ(31)の長手方向と並行に延びて前記コア部(3)を補強するサイドプレート(4)と、 前記複数本のチューブ(31)に連通するとともに、前記複数本のチューブ(31)および前記サイドプレート(4)の長手方向両端部に連結されたタンク部(2、23)とを備え、 前記サイドプレート(4)は、前記長手方向に形成された底面部(41)と、前記底面部(41)の幅方向に折り立てて形成された側壁部(42)とを備えた熱交換器において、 前記サイドプレート(4)に複数のスリット(45、46、47、48、49、50、51)を、前記サイドプレート(4)の長手方向に関して分散して配置したことを特徴とする熱交換器。
IPC (1件):
F28F 9/00
FI (1件):
F28F9/00 331
Fターム (1件):
3L065BA08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-232695   出願人:カルソニックカンセイ株式会社
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-397768   出願人:株式会社デンソー

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